
『スージークーパー Susie Cooper/ パトリシアローズ パープル デミタス カップ&ソーサー』商品ページはこちら→☆
こんにちは~。東京・福生、大人女子のための可愛い古道具&アンティーク『レトロスパイス』そのみです。
雨上がりの東京、「どれだけ桜が残っているかな~」なんて思いながら、お出かけ前にブログを書いています。
春爛漫の桜の風景を皆さまお楽しみと思いますが、レトロスパイスにも春のインテリアを彩る新商品がアップされました(^^)
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さて、今日の写真は、スージークーパーのデミタスカップ&ソーサー。
パトリシアローズというデザインです。
可愛いもの好きのアラフォー、アラフィフ女性の間で人気のこの食器、日本人が英国を歩いていると、「スージークーパーあるよ!」と、アンティークショップから声をかけられるほどとか!
イギリス、アメリカ、日本…、英国王室までも虜にしたスージークーパーって、 いったいどんなブランドなんでしょう?
ご存じの方も、ご存じない方も、ちょっとおさらいしてみましょう~。
スージークーパーは、英国の食器デザイナー、スージー・クーパーがデザインしたテーブルウェアです。
スージーは、1902年、7人兄弟の末っ子として生まれました。
彼女が生まれたころは裕福な生活を送っていましたが、11歳の時に父が急逝。
そのためスージーは学校から連れ戻され、家業を手伝わなければならなくなってしまいます。
でも、このファミリービジネスの手伝いが、彼女にはとても苦痛でした。
「自分の人生は自分で描くもの。いつかここから抜け出したい!」
そう願いつつ、彼女は地元のアートスクールに入学。
その後、陶器のペインター(食器の絵付けをする人)として、グレイ社に入社します。
スージーは、グレイ社で陶器の絵付けをしながらも自分の才能を信じ、「いつかはデザイナーへ」と野心を燃やし、キャリアアップしていきます。
そしてついにデザイナーに!
彼女がデザインする食器は大ヒットとなり、グレイ社の売上は2倍、3倍となりました。
デザイナーとして揺るぎない地位を得た彼女ですが、彼女の中にはある不満がありました。
「グレイ社は、『売れる、売れない』にこだわりすぎる。
シェイプもデザインも、もっと自分の望むものを作りたい」
そんな思いから彼女は独立。自分の陶器会社を立ち上げます。
当時は、まだ女性が起業するなんて考えられなかった時代、
「なんと大胆で自信家な陶芸家の出現!
スタッフォードシャーの陶郷史上かつて無い出来事」
と新聞に報じられました。
独立後、彼女の会社は世界恐慌など不況に苦しめられますが、やがてビジネスは軌道に乗り、英国ロイヤルファミリーを顧客に持つまでになります。
クイーンマザー、エリザベス皇太后陛下には、「スージー・クーパーのない家は、完全じゃないわ」と言わしめたほどでした。
自分の才能を信じ、多くの夢を実現したスージー。
こうして経歴を追うと、とんでもないスーパーウーマンのようですが、世間が『才能』と呼んだものは、実はたくさんの『積み重なる努力』によるものでした。
スージークーパーのデザインの特徴は、バンディングと呼ばれる、絵筆をぐるりと一周させる陶器のデザインにあります。
このバンディングは彼女の得意とするところでしたが、初めはこれが全くできませんでした。
単純に見えて、非常に高度なテクニックなのです。
何度も何度も繰り返し練習する、
何年もかけて研究し、デザインを練り直す。
アートスクール時代からの彼女の変わらぬ姿勢でした。
彼女は自分の会社のペインターたちが「できない」と嘆くとき、
「”できない”ことは無いのよ。
とにかく何度も試すのよ!」
と、勇気づけたといいます。
努力によって不可能を可能に変えていったスージーの励ましは、きっと力強く、説得力のあったものだったに違いありません。
『できない』ときに自分を信じられるかどうか…、
自分の夢を実現できるかどうかの分かれ道は、もしかしたらそこにあるのかも。
スージークーパーの陶器を眺めていると、そんなことを思い、力づけられます(^^)
レトロスパイス 相川花実
英国のロイヤルファミリーも虜にした、
スージークーパーの陶器はこちらです
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