高野時計 スリゲル型柱時計 昭和30年頃【W403】〔120〕
高野時計(高野時計製造所)のスリゲル型柱時計、昭和30年頃に製造された物です。
高野時計(高野時計製造所)は1899年(明治32年)に創立され、大正時代に一時的に金属製の置時計を製作する高野金属品製作所が分離設立されるもその後合併し、以降戦後の昭和30年代前半まで様々なタイプの時計を製造していたメーカーです。
1959年(昭和34年)の伊勢湾台風で本社工場が大きな被害を受け、その後復活できないまま1962年(昭和37年)に株式会社リコーの傘下となって「タカノ」の名前は消えてしまいましたが、その技術は現在も受け継がれています。
こちらの柱時計は本体の正面の扉部分が大きな一枚の硝子窓になっている「スリゲル」と呼ばれるタイプの柱時計です。
大型のスリゲルは本体の上下に擬宝珠(ぎぼし)等の装飾が付いたり、側面にもムーブメント(機械)が見られる硝子窓が入ったりしますが、小型の物は大型の物に比べてそれらが無いシンプルなデザインの物が多いようです。
硝子窓は上端が文字盤に合わせて丸くなっており、振り子の横に入った2本の白線がアクセントになっています。
扉の上には装飾のある庇があるので、デザイン的には「宮型」にも近いです。
文字盤は樹脂製で、インデックス(数字)はそれぞれ立体的になっています。
トレードマークの位置には筆記体で「Takano」の文字が入っています。
時打は毎正時(0分)に時刻の数と毎30分に1回、2本の棒鈴を時間差で「キーンコーン」と鳴らす『チンチャン打』と呼ばれるタイプで、少し高めの余韻を持ったよく通る音で鳴ります。
各部に経年による傷等の傷みはありますが、目立つような大きな傷や欠け・割れ等は無く、全体の程度としては経年なりの平均からやや良い位の状態だと思います。
分解整備済み、振子・巻き鍵も付属します。
精度は季節(気温)やゼンマイの巻き始めと解ける寸前でも変わりますが、きちんと調整すれば平均して±0〜2分以内/日で稼働しますので、充分日常的に使用する事が出来ます。
サイズ/高さ:約56cm 幅:約26.2cm 奥行:約16cm(いずれも最大部)
〔送料/120サイズ〕
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