精工舎の置時計『満月流金』、大正時代に製造された物です。
明治25年創業の精工舎(現・SEIKO/セイコーホールディングス)は国内で現存する最古の時計製造会社です。
同社は長い歴史の中で様々なタイプの柱時計や置時計・腕時計等を製造しています。
こちらの置時計は大正時代に作られた「ビー」と呼ばれる毎日巻きの小型のムーブメント(機械)を搭載しています。
本体はアンチモニ(antimony)という合金製で、「流金」と呼ばれる金色のメッキが施されたタイプです。
※「流」の下に「金」の『鎏(リュウ)』という文字があり、「金の溶液を器の表面に鍍金(メッキ)する伝統工芸」を表しますので、その文字からの派生語かもしれません。
アンチモニ枠は渋い古銅色の「イブシ」の方が多いので、「流金」は希少です。
文字盤はインデックス(数字)部分に膨らみを持たせた金属製で、長短針は後年の大理石枠の高級機にも使われた装飾性の高いデザインの物が使われています。
風防(文字盤のカバーガラス)は縁の角を斜めに落としたカットガラスになっています。
背面のリング状になった足は畳めるようになっており、開き具合を調整する事で文字盤の角度も変えられます。
各部に経年による傷や文字盤の傷、メッキの変色等の痛みはありますが、目立つような大きな傷や割れ・凹み等は無く、全体の程度としては経年なりの平均的な状態だと思います。
分解整備済みで現在±0-2分以内/日の精度で稼働しています。
サイズ/高さ:約11.4cm 幅:約11.6cm 奥行:約13cm
(いずれも最大部:足を最も開いた状態)
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