明治時計 宮型柱時計 アルミムーブメント・陶器製振り玉 昭和10年代前半【W309】 | れとろくろっく 時々ぃ猫 新商品紹介ブログ

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明治時計 宮型柱時計 アルミムーブメント・陶器製振り玉 昭和10年代前半【W309】

 

 

明治時計の希少なアルミムーブメントの宮型柱時計、昭和10年代前半頃に製造された物です。

明治時計株式会社はその名の通り明治28年(1895年)に創業された明治時計製造合資会社を祖とする歴史のあるメーカーです。

昭和40年代頃まで機械式時計の製造を続け、その後は水道メーター等の製造を経て現在は社名を変えLED照明関連の企業として存続しています。

 

こちらの柱時計は本体の上部に屋根の庇のような装飾が付いた『宮型』と呼ばれるタイプの柱時計です。

前面の扉の振り子室の窓は樽のような形で、周囲の角を斜めに落としたカットガラスが入っています。

「古時計どっとコム」さんに同型の柱時計が掲載されており(http://www.kodokei.com/c2_046_2.html)、型番はNo.39のようです。

 

特筆すべきはムーブメント(機械)の地板と数取り車がアルミ製(画像5枚目)、振り子の玉とボン針台が陶器製(画像6枚目)である事です。

これは戦時下の統制経済のもと、民間からの金属供出が始まった頃にそれまでの真鍮や鉄の代用品としてアルミ等の別素材を使用したという、当時の時代背景を今に伝えています。

※画像にはありませんが巻き鍵の羽根もアルミ製です。

特に陶器製の振り玉・ボン針台は落下や経年劣化で破損しやすい為、これほど綺麗な状態で残っているのは極めて稀だと思います。

 

戦時下ではあるものの背面の大型ラベルが英文でしたので、第二次世界大戦の開戦前である昭和10年代前半頃に製造された物と判断します。

 

時打は毎正時(0分)に時刻の数、やや高めのゴーンゴーンという余韻のあるよく通る音で鳴ります。

 

各部に経年による傷や汚れ等の痛みはありますが、目立つような大きな傷や割れ・凹み等は無く、全体の程度としては経年なりの平均的な状態だと思います。

分解整備済み、振子・巻き鍵も付属します。
精度は季節(気温)やゼンマイの巻き始めと解ける寸前でも変わりますが、きちんと調整すれば平均して±0~2分以内/日で稼働しますので、充分日常的に使用する事が出来ます。

サイズ/高さ:約40.3cm 幅:約22.5cm 奥行:約10.3cm (いずれも最大部)

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