東京時計 オルゴール水車(A) 昭和30年頃【117】 | れとろくろっく 時々ぃ猫 新商品紹介ブログ

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東京時計 オルゴール水車(A) 昭和30年頃【117】

 

 

東京時計の木製オルゴール付き目覚時計「オルゴール水車(A)」、昭和30年頃に製造された物です。

東京時計製造株式会社は大正9年(1920年)に設立された隆工舎を祖とし、昭和9年(1934年)には早くも電気式時計の製造を始めた時計メーカーです。

戦後に一度解散しますが翌年に再建され、昭和30年代には神奈川県川崎市に数百人の従業員を抱える大きな工場を持つほどに発展したのですが、昭和40年代後半頃に当時大流行していたボーリング事業に進出して失敗、時計メーカーとしてもその歴史を閉じました。

 

こちらの目覚時計は水車小屋をイメージしたデザインの珍しい木製の目覚時計です。

昭和30年(1955年)の同社のカタログに掲載されていますが、その前年のカタログには掲載されていない事から、その年の新製品だと推測できます。

目覚しのベルの代わりに鳴るオルゴールの曲名は『エリーゼの為に』です。オルゴールの串歯の欠落は無いので音飛びも無く、軽やかに美しいメロディを奏でます。
オルゴールが鳴る時に前面の水車がゆっくりと回るのがとても愛らしい一品です(※オルゴールのゼンマイは水車を回して巻きます)。

また、本体右側面の扉を開けば、アラームのセット時刻に関係無く普通のオルゴールとして音楽を楽しむ事ができます。

各部に経年による傷やサビ等の痛みはありますが、目立つような大きな傷や割れ等は無く、全体の程度としては経年なりの平均的な状態だと思います。

本体前面の水路の手前部分の石垣を模した飾りの天面が欠落しています(水車小屋の壁と色合いが似ているので違和感は少ないですが)ので、完品よりも値下げしました。
長短針の夜光塗料は生きていますが文字盤の方が傷んで蓄光・発光が弱いので、暗所での時刻の視認性は今一歩です。

分解整備済みで現在±0-2分以内/日の精度で稼働しています。

サイズ/高さ:約12.5cm 幅:約23.7cm 奥行:約8.5cm
(いずれも最大部/ツマミ等含まず)

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