愛知時計 箱型柱時計 OCCUPIED JAPAN 昭和24年【W297】
愛知時計の箱型柱時計、OCCUPIED JAPAN時代の昭和24年に製造された物です。
愛知時計は明治25年創業の水野時計製造所を祖とする歴史ある時計製造メーカーです。
現在の社名は愛知時計電機株式会社で、水道メーターの製造等が中心で時計の製造はしていませんが、昔の社名のまま現存されています。
こちらの柱時計は前面の扉部分に小さなブロック状の装飾の入った帯が縦に二本入り、デザインのアクセントになっています。
縦長の振り子室の窓の左右に三つずつ空いた小さな丸窓には白いプレートが着けられていますが、半透明なので振り子が左右に振れる度に玉(円盤状の重り)に反射した光でちらちらと明るくなり、非常にモダンで個性的なデザインの一品です。
文字盤の下端には『MADE IN OCCUPIED JAPAN(オキュパイドジャパン)』の文字が入っています。
これは『占領下の日本製』を意味し、戦後の昭和22年から27年にかけて海外への輸出向けに日本で製造された製品に付けられていた文字です。
振り子室内部のラベル(画像4枚目)にも同様の文字と昭和24年(1949年)の日付入りの時計店のラベルが残っており、時代を表す資料としても希少な物と思います。
時打は毎正時(0分)に時刻の数、やや高めのゴーンゴーンという余韻のあるよく通る音で鳴ります。
各部に経年による傷や汚れ等の痛みはありますが、目立つような大きな傷や割れ・凹み等は無く、全体の程度としては経年なりの平均的な状態だと思います。
分解整備済み、振子・巻き鍵も付属します。
精度は季節(気温)やゼンマイの巻き始めと解ける寸前でも変わりますが、きちんと調整すれば平均して±0~2分以内/日で稼働しますので、充分日常的に使用する事が出来ます。
サイズ/高さ:約42.6cm 幅:約25cm 奥行:約10cm (いずれも最大部)
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