ナイト時計商會 頭丸尾長柱時計 大正時代末頃【W289】 | れとろくろっく 時々ぃ猫 新商品紹介ブログ

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ナイト時計商會 頭丸尾長柱時計 大正時代末頃【W289】

 

 

ナイト時計商會の頭丸尾長柱時計、大正時代末頃に製造された物です。

ナイト時計商會は時計メーカーではなく、自ブランドの文字盤と振り子室のガラス・ラベルを既製品に付けて販売していた店舗(または企業)だったようです。

 

文字盤の周りの木枠が丸型で、その下部に長めの振り子室の付いた『頭丸尾長』と呼ばれるタイプの柱時計です。

振り子室内には『發賣(発売)元ナイト時計商會(会)』『理想的最髙(高)級實(実)用掛時計』という旧字体混じりで、横書きの『ナイト』は右から左に読むラベルがあります。

 

時計自体は明治時代の後半から時計製造業が盛んであった名古屋近辺の工場で作られたようで、ムーブメント(機械)は当時の汎用品であったアンソニアタイプです。

ムーブメントの長針がナット留めではなくピン留めである事、またこの商品と同型の柱時計に一番小さなサイズの「愛知県時計製造同業組合(AITIKEN CLOCKMAKERS’ UNION’S)」のラベル(=大正末から昭和10年まで使用された物)があった事等から、こちらの時計の製造時期は大正時代末頃と推測出来ます。

 

時打は毎正時(0分)の時刻の数、やや高めの「ゴーンゴーン」というよく響く余韻を持った音で鳴ります。

 

各部に経年による傷や文字盤の汚れ等の痛みはありますが、目立つような大きな傷や欠け・割れ等は無く、全体の程度としては経年なりの平均な状態だと思います。


分解整備済み、振子・巻き鍵も付属します。

巻き鍵のホルダーが本体の外側(振り子室の右側)にあるのはやや珍しいです。

精度は季節(気温)やゼンマイの巻き始めと解ける寸前でも変わりますが、きちんと調整すれば平均して±0から2-3分以内/日で稼働しますので、充分日常的に使用する事が出来ます。

サイズ/高さ:約55cm 幅:約30cm 奥行:約12cm (いずれも最大部)

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