愛知時計 Aichi Calendar 30DAY 昭和30年代後半【W229】
愛知時計の柱時計『Aichi Calendar 30DAY』、昭和30年代後半頃に製造された物です。
愛知時計は明治25年創業の水野時計製造所を祖とする歴史ある時計製造メーカーです。
現在の社名は愛知時計電機株式会社で、水道メーターの製造等が中心で時計の製造はしていませんが、昔の社名のまま現存されています。
こちらの柱時計は文字盤の枠に『AICHI TOKEI DENKI K.K.』の文字があるので『愛知時計電機株式会社』時代の昭和27年以降、形状や文字盤のカバーガラスが曲面な事から昭和30年代後半頃に製造された物と判断します。
愛知時計は1964年(昭和39年)には電気式のトランジスタ掛時計を製造開始したので、この時計は機械(ゼンマイ)式としては最晩年の頃に作られた物になります。
文字盤にある『30DAY』は、一度ゼンマイをいっぱいまで巻くと約1ヶ月稼働する「30日巻」である事を表しています。
大きめの文字盤で時刻の視認性もとても良く、便利なカレンダー(日付・曜日表示)も付いています。
文字盤の中央下にゼンマイの巻量のインジケーターの窓があります。右側の運針(稼働)用のゼンマイでいっぱいまで巻くと白、その後使用するにつれて巻量が少なくなると白から赤に変わります。
※赤が出れば「巻直しのタイミング」となります。
左下の星形は午前(白)/午後(青)の表示で、カレンダーの日付・曜日表示を夜中に変わるようにする為の目安にもなります。
本体各部に経年による傷や背面の下端に欠けを補修した跡等があり、また前面扉の上部(文字盤の上)の装飾が無くなっていますが、目立つような大きな傷や割れ・欠け等は無く、全体の程度としては経年なりの平均的な状態だと思います。
時打は毎正時(0分)に時刻の数と毎30分に1回、やや高めのポーンポーンという澄んだ和音で鳴ります。
分解整備済み、振子・巻き鍵も付属します。
精度は季節(気温)やゼンマイの巻き始めと解ける寸前でも変わりますが、きちんと調整すれば平均して±0から2-3分以内/日で稼働しますので、充分日常的に使用する事が出来ます。
サイズ/高さ:約44cm 幅:約26cm 奥行:約11cm
(いずれも最大部)
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