SEIKO A CORONA（ホワイト／黒文字盤） 昭和40年頃【112】
SEIKO（セイコー）の目覚時計「A CORONA」、昭和40年頃に製造された物です。
明治25年創業のSEIKO（セイコー／旧精工舎）は国内で現存する最古の時計製造会社です。
同社は長い歴史の中で様々なタイプの柱時計や置時計・腕時計等を製造しています。
こちらの目覚時計は、戦後間もなくから昭和40年代前半までの長期間に渡る同社のロングセラー商品だった「CORONA（コロナ）」シリーズの一種で、シリーズ内でも特に完成度が高く昭和30年代のベストセラーだった「Aコロナ（A CORONA）」です。置時計として軸受けに初めて石（2 JEWELS）を使ったのもこの製品でした。
風防（文字盤のクリアカバー）は緩やかなカーブを描く凸面のプラスチック製になっています。
※昭和30年代の初期〜中期は凸面ガラス製です。
文字盤は黒地にホワイトの数字の入ったシャープな印象で、同じくホワイトの長短針との組み合わせで時刻の視認性がとても良いです。
長短針と数字の夜光塗料は汚れ・剥がれも無く発光（蓄光）もしますので、暗所での視認性も全く問題ありません。
各部に経年によるごく僅かな傷等はありますが、目立つような大きな傷や割れ・凹みは全く無く、文字盤や裏蓋等はとても綺麗ですので、全体の程度としてはかなり良い状態だと思います。
分解整備済みで現在±0-2分以内／日の精度で稼働しています。
サイズ／高さ：約12.6cm 幅：約11cm 奥行：約6cm
（いずれも最大部／ツマミ・取っ手等含まず）
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