HAMMOND CLOCK(アメリカ) オクタゴンウォールクロック 1928~37年【W163】 | れとろくろっく 時々ぃ猫 新商品紹介ブログ

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HAMMOND CLOCK(アメリカ) オクタゴンウォールクロック 1928~37年【W163】

 

 

アメリカ・HAMMOND CLOCK COMPANYのオクタゴンウォールクロック、1928年から1937年に製造された物です。

HAMMOND CLOCK COMPANYはアメリカのイリノイ州シカゴの街で1928年に創業されました。

創業者のローレンス・ハモンド(Laurens Hammond)は自動車のオートマチックトランスミッションの原型や自動的にカードを振り分ける電気式ブリッジテーブル、その後は世界的に有名な電気式オルガン『ハモンド・オルガン』を創ったという、優れた技術者かつ稀代の発明家でした。

1932年の世界大恐慌で150社以上の時計メーカーが廃業しましたが、HAMMOND社は1941年まで時計の製造を続けていました。

オルガンが主軸商品になってきた1937年に社名をHAMMOND INSTRUMENT Co.に改称したので、プレートに『CLOCK Co.』の社名が残るこの時計はそれ以前の時代、電気式の時計としては最古クラスの物と判ります。

 

全体の形状はオクタゴン(八角形)タイプで、中央部分がドーム状に膨らんでいます。

スチール製の枠の上下に電気コードを通すための凹みが設けられています。

文字盤はとてもシンプルなデザインで、細めの針(長短針はブラックで秒針はシルバーです)と相まって時刻の視認性も良く、非常に上品な印象を受けます。

本体のイエローとベージュの中間のようなカラーも良い雰囲気で、古き良きアーリー~ミッドセンチュリーのアメリカを感じさせる一品です。


各部に経年による傷やペイントロス等の痛みはありますが、目立つような大きな傷や割れ・凹み等は無く、全体的な程度としては良い状態だと思います。

秒針は1秒毎にコチコチ動くタイプではなく、スーッとスムーズに動くタイプです。
電源を入れたあとのスタート時に背面(画像3枚目参照)向かって左側のつまみを回して少し勢いをつけてスタートさせる必要があります。
これは電力供給がまだ不安定だった当時、TELECHRON等に見られたオートスタート方式だと「停電」で止まって時刻が遅れた場合に「時計自体が原因」と誤解されるので、それを避けるのが目的だったと言われています。

清掃と軽整備のみ(背面に若干の補修跡とコードを固定するフックが貼られています)ですが現在±1分以上/日の時間の進み・遅れは見られません。
ただし、国内ではアメリカと同じ60Hzの西日本でのみ使用可能、東日本でご使用される場合は60Hz→50Hzへの変換器が必要になりますので予めご了承下さい。

サイズ/高さ:約21.7cm 幅:約21.7cm 奥行:約7cm 
(いずれも最大部/電源コード含まず)

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