SEIKO STRIKING（トランジスタ柱時計） 昭和44年【W159】

SEIKO STRIKING（トランジスタ柱時計） 昭和44年【W159】

セイコーのトランジスタ柱時計「STRIKING（ストライキング）」、昭和44年頃に製造された物です。

昭和レトロなデザインのやや小さめサイズの柱時計です。

本体背面の電池交換履歴のラベルの書き込みから、この柱時計は昭和44年（1969年）から使用開始された物のようです。

それまでの機械（ゼンマイ）式から電磁石で振り子を左右に稼働させる方式（これは短期間でした）を経て、現代のクォーツに変わるまでの昭和40年代を代表する「テンプ式」のトランジスタクロックです。

時刻の進み遅れの調整は背面上側の丸窓から行います。

各部に経年による細かな傷や表面のクリア塗料の僅かなヒビ等の痛みはありますが、目立つような大きな傷や割れ・欠け等は無く、画像1枚目のように天面に吊り金具等が写り込む程の艶も残っていますので、全体的な程度としては比較的良い状態だと思います。

時打は正時（0分）に時刻の数と30分に1回、高めのポーンポーンという軽やかな音で鳴ります。
時打音が気になる等で鳴らしたくない場合は、正面右下にあるスイッチを切り替えるだけで対応出来ます。

稼働には電池式で単1電池が2本（時計用1本／時報用1本）が必要です（※電池1本で約1年間稼働します）。
「昭和レトロな雰囲気を楽しみたいけど、ゼンマイを巻くのが面倒臭い」という方に特にお勧めです。

軽整備と清掃のみですが、現在±1分以内／日の精度で作動しています。

サイズ／高さ：約34.8cm　幅：約23.5cm 奥行：約8cm

　　　　　（いずれも最大部）

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