Pearl（パール） 箱型柱時計 昭和20年代後半～30年代前半【W140】
Pearlの市松模様の箱型柱時計、昭和20年代後半から30年代前半に製造された物です。
文字盤に『Pearl（パール＝真珠）』の文字がありますが、これがメーカー名なのか機種名なのかは不明です。
本体の前面扉は、杢引きと呼ばれる木目状のペイントを施した板を木目の方向を変えて市松模様状に組んであります。
振り子室の窓は曲線を組み合わせたとても個性的な形状で、ガラスにもそれに合わせたような装飾が彫刻され、全体的に非常に凝ったデザインと造りの一品になっています。
時打は正時（0分）の時刻の数と30分に1回、ポーンポーンという澄んだ和音の柔らかな良い音で鳴ります。
本体各部に経年による傷や文字盤の染み等の痛みはありますが、目立つような大きな傷や割れ・欠け等は無く、状態としては比較的良いと思います。
分解整備済み、振子・巻き鍵も付属します。
精度は季節（気温）やゼンマイの巻き始めと解ける寸前でも変わりますが、きちんと調整すれば平均して±0～2分以内／日で作動しますので、充分日常的に使用する事が出来ます。
サイズ／高さ：約40cm 幅：約21.5cm 奥行：約10cm
（いずれも最大部）
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