林時計製造所 金筋八角合長 明治20年代後半~30年代【W126】
明治時代後半から大正時代を経て昭和30年代頃まで、名古屋近辺では時計製造業がとても盛んでした。
その中でも明治24年創業の林時計製造所は、始祖と言われる『時盛舎(明治20年創業で日本初の本格的な掛時計量産工場を設立した会社)』を前身とする時計製造会社です。
こちらはその最初期に作られた『金筋八角合長』と呼ばれるタイプの柱時計です。
本体には「杢引き」と呼ばれる木目状の塗装が施されています。
振子室内のボン針台には初期製品の特長である「AITIKEN HAYASHISEIZO」の文字があります(画像4枚目)。
文字盤の変色や染み、本体の金筋(金の装飾ライン)や振り子室のCLOCKの金文字の剥がれ等経年による痛みは各所にありますが、およそ120年もの長い時を経た国内メーカーとしては最古級の一品ですので、全体の程度としては比較的良い状態だと思います。
時打は正時(0分)に時刻の数、やや高めの「ゴーンゴーン」というよく響く音色で、この時代の特徴である少し早めのテンポで鳴ります。
分解整備済み、振子・巻き鍵も付属します。
精度は季節(気温)やゼンマイの巻き始めと解ける寸前でも変わりますが、きちんと調整すれば平均して±0から2-3分以内/日で作動しますので、充分日常的に使用する事が出来ます。
サイズ/高さ:約47.5cm 幅:約30.5cm 奥行:約10.5cm
(いずれも最大部)
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