愛知時計 小型スリゲル柱時計 大正時代前半【W121】 | れとろくろっく 時々ぃ猫 新商品紹介ブログ

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※一部’50〜’70年代の電気式の時計も有ります
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こちらのブログでは新入荷の商品を随時紹介します。

愛知時計 小型スリゲル柱時計 大正時代前半【W121】

全体

文字盤

振り子室

本体内部のラベル



愛知時計の小型スリゲル柱時計、大正時代前半頃に製造された物です。
愛知時計は明治25年創業の水野時計製造所を祖とする歴史ある時計製造メーカーです。
こちらの柱時計は小型の「スリゲル」と呼ばれるスリムな箱型の製品で、八角尾長型が主流だった当時としては希少なタイプの物です。
「スリゲル」とは縦長の長方形の本体の正面が大きな一枚の硝子窓になっていて、側面にもムーブメント(機械)が見られる硝子窓の入った柱時計の総称ですが、明治時代末からの名残で昭和初期頃まではこのようなタイプも「(小型)スリゲル」と称したそうです。

中央に仕切りの入った前面の硝子窓には、上部の文字盤の周囲の四隅に幾何学模様、下部の振り子室には「REGULATOR」の文字(※)が入っています。
※本来は「標準時計」を表しますが、当時は高性能である事のアピールとしてその文字が入れられていたようです。

本体の内部には「大正7年(もしくは11年)5月18日」に修理されたという当時の修理記録ラベルが残っていました。
ちなみに、こちらの春城時計店さんは明治時代に創業され、現在も同じ京都の伏見大手筋商店街で営業されているという老舗の時計店です。

時打は正時(0分)の時刻の数、「ゴーンゴーン」という感じの余韻を持った深い音色で鳴ります。

各部に経年による細かな傷等はありますが、目立つような大きな傷や欠け・割れ等は無く、比較的良い状態を保っていると思います。

分解整備済み、振子・巻き鍵も付属します。
精度は季節(気温)やゼンマイの巻き始めと解ける寸前でも変わりますが、きちんと調整すれば平均して±0から2-3分以内/日で作動しますので、充分日常的に使用する事が出来ます。

サイズ/高さ:約56.5cm 幅:約23.8cm
    奥行:約13cm (いずれも最大部)
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