佐藤時計 小判型柱時計 昭和15年【W110】
佐藤時計の小さな小判型の柱時計、昭和15年に製造された物です。
前身の佐藤時計製造所は明治40年創業。戦災による焼失を経て、戦後の昭和26年に創立(再建)されたのが佐藤時計製造株式会社です。
同社のトレードマークの地球と鶏の商標は大正時代からの物ですが、戦前はかなり細かくリアルなデザインで、戦後はそれがやや簡素化されたデザインになっています。
こちらの柱時計は振り子室内の販売店のラベルによると昭和15年7月11日に販売された物で、文字盤中央には戦前の商標(トレードマーク)が入っています。
本体は上下が半円状になった「小判型」と呼ばれるタイプの柱時計です。
前面のガラスは平面ではなく、厚みがあり端を斜めに落としたカットガラスになっています。
当時としては非常に画期的なデザインだったと思われ、背面にもその意匠の独創性を示すラベルが貼られていますが、個性的故に極めて現存数が少ない希少な一品です。
また、全体的に斑模様のペイントがなされていて、通常の木目の物とは違った雰囲気を醸し出しています。
文字盤のペイント剥がれや上端の装飾の欠け等、各部に経年による痛みは見られますが、目立つような大きな傷や割れ等は無く、画像のように天面に吊り金具等が写り込む程の艶も残っていますので、状態としては比較的良いと思います。
時打は正時(0分)のみ、ゴーンゴーンという余韻を持った低く深い良い音色で鳴ります。
分解整備済み、振子・巻き鍵も付属します。
精度は季節(気温)やゼンマイの巻き始めと解ける寸前でも変わりますが、きちんと調整すれば平均して±0~2分以内/日で作動しますので、充分日常的に使用する事が出来ます。
サイズ/高さ:約43.5cm 幅:約21.5cm 奥行:約11cm
(いずれも最大部)
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