PRIM(チェコスロバキア) TRI TON 1950〜60年代【050】 | れとろくろっく 時々ぃ猫 新商品紹介ブログ

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※一部’50〜’70年代の電気式の時計も有ります
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こちらのブログでは新入荷の商品を随時紹介します。

PRIM(チェコスロバキア) TRI TON 1950~60年代【050】

前面

正面

背面


旧チェコスロバキア・PRIMの目覚時計「TRI TON」、1950~60年代に製造された物です。
PRIMはチェコスロバキアで1949年に設立された国営時計製造会社(当時は社会主義国家)でした。
同国は1918年~1992年にかけてヨーロッパに存在した国で、現在はチェコ共和国とスロバキア共和国に別れています。

ホワイトの大きな文字盤は時刻の視認性がとても良く、また全体的には飽きのこないシンプルなデザインながらも、取っ手や背面のツマミの形状に遊び心を感じる一品です。

アラーム(ベル)音は最初に『コッ・コッ・コッ…』という小さめの低い音が10秒程鳴り、次に『チンッ・チンッ・チンッ…』というベル音が断続的に鳴り、最後に通常の目覚時計と同じ『チリリリリリ…』の連続音…という風に3段階に変わります。
ドイツ・JUNGHANSの『TRIVOX』、PETERの『TRIO』と同じ機能で、現在でも同じような鳴り方をする目覚時計はありますが、全てゼンマイやバネ等のカラクリだけで機能する機械を半世紀以上も前に創った技術力の高さは素晴らしいです。

各部に経年による傷やメッキ部分の痛み、背面の緩急調整スリットの横に以前の持ち主が注した油の跡等がありますが、針や文字盤はとても綺麗ですし、目立つような大きな凹みや割れ・歪み等も無く、全体的には良い状態を保っていると思います。
長短針・文字盤の夜光塗料も生きているので暗所での視認性も良いです。

分解整備済みで現在±0-2分以内/日の精度で作動しています。

サイズ/高さ:約14cm 幅:約13.5cm 奥行:約6cm
(いずれも最大部/取っ手・ツマミ等含まず)
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