敏工舎 小型グレシャム 昭和初期【W082】 | れとろくろっく 時々ぃ猫 新商品紹介ブログ

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※一部’50〜’70年代の電気式の時計も有ります
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こちらのブログでは新入荷の商品を随時紹介します。

敏工舎 小型グレシャム 昭和初期【W082】

全体

斜めから

巻き鍵


希少な敏工舎の小型グレシャム(丸形柱時計)、昭和初期に製造された物です。
敏工舎(びんこうしゃ)は嘗て時計産業が活発であった名古屋市中区で昭和6年(1931年)に創業された掛時計製造会社でしたが、経営難から僅か2年後の昭和8年に解散してしまったという非常に短命な会社でした。
(その後、創立者の早川鉦太郎は愛工舎を設立し、こちらは長く発展します)
文字盤は別注の物に変わっていますが(当時は一般的でした)、社名入りの巻き鍵やアンソニア製に酷似した機械、背面の「AICHIKEN CLOCKMAKERS’UNION’S MARK」(愛知県時計製造共同組合)のラベルが昭和初期の一番小さいサイズの物という事等から同社の製品と推測しました。

その文字盤には中央に当時の毎日新聞社のマークが入っています。
例えばですが「ある年度に成績の良かった販売店等に毎日新聞社から贈られた物」ではないかと推測します。


全体の形状は『グレシャム』と呼ばれる丸型のタイプです。
※「グレシャム」とは丸い時計の枠の後ろに機械の入った四角い箱を背負ったタイプの時計の事で、箱が無く丸い枠が背面まで通った(=平たい円柱状の)タイプの物は「トーマス」と呼ばれます。
平均的なサイズよりも小さめな八吋(直径約24cm)の文字盤です。

各部に経年による傷や文字盤の染み等はありますが、木目を活かした本体には目立つような大きな傷や木の収縮に寄る隙間・ひび割れ等も無く、全体的な程度としては良い状態だと思います。

分解整備済みで巻き鍵も付属します。
精度は季節(気温)やゼンマイの巻き始めと解ける寸前でも変わりますが、きちんと調整すれば平均して±0から2-3分以内/日で作動しますので、充分日常的に使用する事が出来ます。

サイズ/直径(高さ/幅):約36cm
    奥行:約11cm (いずれも最大部)
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