とても希少な精工舎の初期型数回打目覚（INTER-MITTENT）、大正時代後半頃に製造された物です。
「数回打（INTER-MITTENT）」とは、アラームのベル音が10秒程鳴ってから一度止まり、数十秒後にまた10秒程鳴る…と繰り返す機能です。
当時は併売されていたヘソ目（ヘソ型目覚）の1.5倍も高価だった高級品でした。
紙製の文字盤は所々に染みはありますが、全体的には元の白さが残っており（普通は茶色に変色しがちです）、サイズも大きめなので時刻の視認性も良いです。
流麗な数字のデザインや、他機種には見られない剣のようなデザインの針も非常に格好良いと思います。
各部に経年による痛みや錆等はありますが、目立つような大きな傷や割れ・凹み等は無く、90年以上も前の物としては程度は比較的良い状態だと思います。
分解整備済みで現在±0-3分以内／日の精度で作動しています。
サイズ／高さ：約12.3cm 幅：約11.4cm 奥行：約7.5cm
（いずれも最大部／ツマミ・リング等含まず）
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