愛知時計 小型柱時計 昭和13年【W065】
愛知時計のやや小型の柱時計、昭和13年(1938年)に製造された物です。
愛知時計は明治25年創業の水野時計製造所を祖とし、120余年経った今でも現存する歴史ある時計製造メーカーです。
やや小振りなサイズのこちらの柱時計は、前面のデザインが非常に珍しい一品です。
X字型に切り替えられた個所を活かすように木目の方向を変えたり、左右に分かれた振り子室の五角形の窓もカットガラスになっていたり、とても凝った造りになっています。
振り子室の扉の内側には「昭和十三年六月五日購入(※戦前なので右から左への横書きです)」「於、陸軍豫科士官学校職員組合」という文字が書き込まれています。
「陸軍豫(予)科士官学校」は戦時中に第日本帝国陸軍の士官候補生を養成する教育機関(軍学校)でした。
明治20年(1887年)に設立された「陸軍幼年学校」から幾度かの改称を経て「陸軍予科士官学校」になったのが前年の昭和12年(1937年)で、東京都新宿区市ヶ谷台に学校があった頃の物と判ります。
(昭和16年/1941年に埼玉県朝霧に移転)
外装は各部に経年による傷や文字盤左上に木の収縮による細かいひび割れ等はありますが、目立つような大きな傷や欠け・割れ等は無く、木目も綺麗に残っているので全体的には良い状態だと思います。
時打は正時(0分)に時刻の数、このサイズにしてはやや低めのボーンボーンという余韻のある良い音で鳴ります。
分解整備済み、振子・巻き鍵も付属します。
精度は季節(気温)やゼンマイの巻き始めと解ける寸前でも多少は変わりますが、きちんと調整すれば平均して±0から2-3分以内/日で作動しますので、充分日常的に使用する事が出来ます。
サイズ/高さ:約36cm 幅:約20.8cm 奥行:約9.8cm
(いずれも最大部)
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