丸形木彫枠掛け鏡 大正時代~昭和初期【S027】
大正ロマンを感じさせる、梅の木の彫刻が美しい丸形の掛け鏡です。
一枚物の木の塊から削りだして作られた枠に彫られた梅は、花は花弁まで繊細に作りこまれ、枝は表面のゴツゴツとした感じまで再現されていて、非常に見事な出来の逸品です。
鏡部分は周囲を斜めに落としたカットガラスになっており、意匠の上のアクセントになると共に高級感を持たせています。
背面の下部に「紅」の一文字が刻まれていましたが、作者名は不明です。
京都の旧家から出た品と聞いていますが、詳細は判りません。
サイズ/高さ・幅(直径):約33cm
奥行(厚さ):約2.5cm