名古屋時計 丸型蟲付グレシャム 大正時代〜昭和初期【W056】 | れとろくろっく 時々ぃ猫 新商品紹介ブログ

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※一部’50〜’70年代の電気式の時計も有ります
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名古屋時計 丸型蟲付グレシャム 大正時代~昭和初期【W056】

前面

前面/斜めから

文字盤アップ


希少な蟲付タイプの名古屋時計の丸型グレシャム、大正時代~昭和初期に製造された物です。
名古屋時計製造合資会社の創業は明治26年(1893年)。
文字盤にある角付き丸枠の中にYの文字が入ったトレードマークは創業者の一人・吉村富三郎が明治35年に商標登録された物であり、同社は明治時代に一度解散していますので、製造は明治時代末期の可能性もあります。
ですが「文字盤の数字がローマ数字ではなくアラビア数字」「明治時代にはほぼ見られなかった蟲付(後述)」である事から、製造を大正時代から昭和初頭と判断しました。

こちらは丸型グレシャムと呼ばれるタイプの柱時計(掛時計)です。
※「グレシャム」とは丸い時計の枠の後ろに機械の入った四角い箱を背負ったタイプの時計の事で、箱が無く丸い枠が背面まで通った(=平たい円柱状の)タイプの物は「トーマス」と呼ばれます。
中央少し上には「蟲(むし)」と呼ばれる小さな針が付いています。
これは懐中時計等のスモールセコンドを模した物ですが、30秒で一周(1分間に2周)するので、所謂「秒針」ではありません。
振り子がきちんと動いているかどうかの「動作確認用の装飾」だとご理解下さい。

文字盤のペイントには細かなヒビや剥がれがあり、真鍮のガラス枠にも経年による傷や変色は見られますが、木目を活かした本体には大きな傷や割れ・剥がれ等は無く、全体的な程度としては良い状態だと思います。

分解整備済み、振子・巻き鍵も付属します。
精度は季節(気温)やゼンマイの巻き始めと解ける寸前でも変わりますが、きちんと調整すれば平均して±0から2-3分以内/日で作動しますので、充分日常的に使用する事が出来ます。

サイズ/直径(高さ/幅):約42cm
    奥行:約11.5cm (いずれも最大部)
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