精工舎・ニューコロナの金縁色胴夜光干支タイプ、昭和10年代～20年頃に製造された物で、とてもレアな『エラー品（後述）』です。
内鈴型の最初期コロナに続く機種がこの「ニューコロナ」です。
戦中～戦後によく見られるアルミ製の文字盤で、通常のシルバーまたは蛇の目タイプだと「NEW CORONA」の文字が入る部分が「SEIKOSHA」になっています。
針と文字盤の数字の夜光塗料は若干の痛みがありますが、きちんと発光するので暗所での視認性も良いです。
ただし、数字の「6」の部分の夜光塗料が付いていません。整備時にも塗料の破片は無く、ルーペで拡大して見ても剥がれたような跡が全く見当たらなかったので、製造（出荷）段階で既にこの状態だった『エラー品』の可能性が高いです。
分解整備済みで現在±3分以内の精度で作動しています。
サイズ／高さ：約12.5cm 幅：約10.8cm 奥行：約5.4cm
（いずれも最大部／ツマミ・取っ手等含まず）
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