平成24年5月18日(金)より、長野県伊那市の「伊那創造館」にて
「伊那谷の生んだ彫刻家 中村喜平展」が始まりました。


オープニングセレモニーでは、
伊那小学校5年生の生徒さんたちが研究発表をしてくれました。
伊那小学校は、中村喜平の母校でもあります。

 

 

ひとりひとりが彫塑のデッサンをしてくれたんですねー。
みんな一生懸命で真剣です。



↓ ここからは展示室の様子をどうぞ。

子供たちの素直なつぶやきがとっても面白かったです!


 

この二つの作品のモデルは、少女時代の私の母。




喜平の残した原稿は膨大です。
15歳から晩年までの日記、随筆、短歌や俳句、作品の構想など・・・。
恋文もあります。驚くのは、書いたものを訂正した跡がないこと!!


 

 展示室の一角に、駒ケ根市内のアトリエも再現されました。

 

喜平がここ旧上伊那図書館で出会った一冊の本、「彫塑の手ほどき」。
この本が喜平を彫刻家への道へと歩ませることになりました。
本を手に取ったのは、まさにこの部屋(展示室)ではなかったか、とのことです。


 

 報道や関係者でごった返す展示室。
祖父はにぎやかなのが大好きで、感激屋でしたから、
もし生きていたら、どんなに喜んだかしれません。


 

 「小渋幻想」 
祖父は釣りが好きで、伊那谷滞在中はよく小渋湖へバイクで通っていました。
ある朝、湖からとつぜん妖精があらわれたので、
祖父は大急ぎでアトリエに飛んで帰り、
その姿を像にしたのだそうです。




その他小品群やレリーフ、頭像など、これまで展示されてこなかったものや、
喜平の影響を受けて彫刻家になった方の紹介、
日本画家になった次男・中村眞の絵なども展示があります。

お近くをお通りの際は、ぜひお寄りくださいね!



期日 平成24年5月18日(金)~7月29日(日)

時間 午前10時~午後5時(火曜・祝日の翌日休館)

観覧料 大人200円 小中学生 100円



主催 伊那市教育委員会
共催 上伊那教育会


お問い合わせ
伊那市創造館 0265 -72-6220


ウェブ上の報道の一部

http://www.inacity.jp/view.rbz?nd=1288&of=1&ik=1&pnp=47&pnp=379&pnp=1288&cd=11858
http://inamai.com/news.php?c=shakai&i=201205141826540000046998
http://inamai.com/news.php?c=shakai&i=201205181848470000047060
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=25022