何も考えずに、ただ呼吸を整える





あとは浮かんで来るモノに委ねる





自分自身を何も認めていなかった、許せていなかった事に気付く





していたつもりで、全く許可していなかったのだ





それをすると宣言すると、待っていたとばかりに現れ、仮面(お面)を外した女性と





その傍らには霊獣の姿があった






他にも沢山の【仲間達】の愛を感じた





最後は、真っ暗な水の中に輝く黄金の鱗が見え、かの龍が姿を現した





龍の姿が刻まれた石を手に取り、それを掌に包んだまま合掌をし、深呼吸





何が起きたのかは解らずとも良い





今は只、その悦びを噛み締めながら、微睡の中にいるがよい