2月22日はニャンニャンニャンということで「猫の日」とのこと。

 

私は子供の頃にうろ覚えですが、たぶん江戸時代とかの設定で、刀で切られた女性が無念の思いを可愛がっていた猫に伝えて絶命すると、その猫がその女性の血だまりを舐めて化け猫になって復讐するという感じの怪談の映画かドラマを観て、猫はちょっとコワイって感じたんですね。

 

あと黒猫が前を横切ると、なんてジンクスとかもありますから、子供の頃は黒猫はちょっと忌み嫌う存在だった気がします。

 

まぁ「魔女の宅急便」のキキや、近年の猫ブームで今はもう黒猫も可愛いって思ってしまってますけどね。

 

そうそう、黒猫じゃないけど小学校低学年くらいの頃に黒い犬を飼っていた記憶があります。

 

数年前に両親とそんな話をすると、両親ともにそんな黒い犬を飼っていた記憶はないと言われて困惑しました。

 

当時住んでいた家の西側には2階に直通の階段があって、北側と東側は広いベランダになってたので、その東側のベランダにリードでつないでいて、「ポチ」って名前付けて、フンの始末はベランダの蛇口につないであったグリーンのホースでフンを横の空き地に落として処理したり、餌をやったり、ある日帰宅するといなかったので「ポチは?」と母に確認すると「あなたがちゃんと面倒見ないから車で捨ててきた」と言われた記憶もあるんですけどね。

 

これはこれで困惑する記憶なんですが、黒いということでふと思い出しただけで猫は全く関係ない話ですね。

 

中学生になると新築の家へ引っ越しして、室内犬を飼いました。

 

新居で生活するようになると、近所の猫が車庫のシャッターが閉まる瞬間を見計らって侵入して車庫でいたずらしたり、車庫の庭側のドアを開けっぱなしにしていると、その猫が入り込んで車庫の中を遊び場にしていて、夜に車庫へ用事があっていくと、電灯を点けた途端に猫が逃げていくのにビックリしたりなんてことがあって、電動シャッターの開閉時は猫が侵入しないか確認すること、車庫の庭側のドアは開けたら閉めることというルールができました。

 

家には室内犬がいるから、たまに庭に侵入してリビングのサッシからうちの室内を猫が覗くんですよね。

 

私も室内犬をけしかけて、「行け!」と言えば犬もその気になり、サッシを開けるとリビングから庭にジャンプして飛び降り、逃げる猫を追いかけながら猫に向かって吠えて追い払うわけですが、猫は軽々と塀を乗り越えるけど、室内犬はそんなジャンプ力ありませんから、「ワンワンワン!」としばらく猫が乗り越えて逃げた塀の方へ向かって吠えると「フンッ!」みたいな吠え方をして「今日はこれくらいにしておいてやろう」みたいな感じでこちらへ向かって颯爽と戻ってくるんですよね。

 

室内犬はその塀は乗り越えられないから、どう見てもお前の負けだと室内犬の姿を見て思うわけですが、本人はやってやったとばかりにこちらの方に戻ってくるので、そういところすべてひっくるめてうちの室内犬は可愛いかった。

 

それがもう40年近く前(36~38年前くらいかな)なので、近所の飼い猫も違う猫になっているハズなんですが、今でも同じ家の飼い猫がうちの庭に入ってきてフンをしたりするし、車を出す時に車庫に入ろうと近くで身構えていたりするんで、入らないように気を付けて車内からシャッターのリモコン操作をしないといけないんですよね。

 

今では猫も可愛いと思ってて、猫も飼ってもいいなと思うレベルなんですが、実家の近所の飼い猫だけは大嫌いです。

 

猫ということでふと思い出しましたが、猫といえば赤川次郎さんの小説「三毛猫ホームズ」シリーズって高校生くらいの頃にハマって、大学生の頃に通学にも丁度良くて全巻買い揃えて、新刊が出る度に20代くらいの頃までは購入していました。

 

未だに続いているのかと思って調べたら、2022年に「三毛猫ホームズの十字路」という作品が発表されているようなのでまだ続いているんですね。スゴイ。

 

実写ドラマでは三毛猫ホームズの化身をマツコ・デラックスさんがされてて、まぁ当時は設定から何から何まで原作と全然雰囲気が違うと感じて早々に観るのをやめてしまいましたが、今観るともしかして面白かったりするのかな。

 

久しぶりに猫の日きっかけだし、「三毛猫ホームズ」シリーズ読んでみようかな。