前回の続き。


自分は何をしたらいいのかわからないという

状況から徐々に自分がしたいことを増やしていった結果、

自分の気持ちが穏やかになっていきました。

 




そして、プライベートのワクワクである祭りを見に行ったり参加したりしていくうちに、

別のことも思うようになりました、

確かに祭りは好きだけど、それだけではない気がすると。

 

私は車、とくにスポーツカーやレーシングカーが好きでした。高校生の

ころにはレーシングカートをしたいと思っていましたが、そこまで

できるお金がなくずっと十数年諦めていました。

 

家から30分位のところに、レンタルカートといって、レーシングカートよりは

速くないけれども、遊園地にあるゴーカートよりもスピードの出る

手軽に乗れる場所がありました。

 

でも、その当時の私はその存在も知っていましたが、私がしたいのは

本格的なレースでレンタルでは自分の望んでいることが体験出来ないと

思っていたため、知っていながら気にしないふりをしていました。

 

でも段々とカートに乗るということが頭から離れなくなってきて

自分自身の気持ちを確認してみると

好きなことのはずなのに抵抗している自分がいるのに気が付きました。

 

「こんなレンタルなんて乗ったって意味がない」

「これは自分の望んだものではない」

「レンタルカートなんて大したことはない」

 

自分の考えていることを吐き出して見た時に

なんでこんなことで抵抗しているんだろう?

手軽に体験できる場があるのになんで自分は

やらないんだろう?

 

とようやく思えるようになり、意味がないかどうかは

やってから決めようとようやく気持ちが固まり

気持ちが固まってしまえばすぐに行動したくなりました。

 

次の休日にレンタルカートに乗ることに

そして乗った時に今まで自分が味わったことが

ないような感情がありました。

 

あ~。自分はこれをやりたかったんだと

やっと自分に正直になれた瞬間でした。

 

その後は出来ないと思っていたことを

今の状況でどうやったらカートが出来るのか

考えられるようになり。

 

次の月には中古のレーシングカートを買って

いつでも乗れるようになりました。

 

そういった自分がやりたかったことを

していった結果、自分の心が穏やかになり、

何かをしようというエネルギーが

高まっているようになっていました。