日本の本格的なミニカーシリーズはモデルペットなのですが、初期のラインナップはトヨタ車が多く、クラウン、マスターライン、コロナ、コロナライン、ランドクルーザー、トヨエース、パブリカ、そしてパブリカバンまで予定されていました。これらはトヨタ自動車の協力があってのことで、トヨタ自動車の下請けで、マスターライン、コロナラインを作っていた関東自動車では販促ツールとしてオリジナルパッケージに入ったモデルを配布したようです。またコロナラインはレアな紫色のボディカラーなのですが、通常カラーも混入されたと思います。1970年代にはニッサンがスカイライン、ブルーバード、サニーのオリジナルパッケージを配布しています。先日、西松屋の玩具コーナーにてウィーリーの43スケールのGTRやランドクルーザー、ジムニーが699円で売られており、ダイヤペットが子供の玩具として2000円以上では売れなくなり厳しい現実を感じました。日本製の日本車のミニカーにときめいた時代が懐かしいですね。




マスターラインとコロナラインの関東自動車特注のパッケージの大きさは同一のサイズ。
通常の赤箱ではコロナラインはマスターラインより一回り小さいパッケージに入ります。