明けましておめでとうございます。
今年はどんなミニカーやカタログの出会いがあるのでしょうか?。ブログで紹介していきたいと思います。
新年は天気が気になりましたが、天気予報と言えばヤンマー、マーボーの天気予報が懐かしいですね。、、、無理やり話を進めます。
さてさて、ヤンマ―ですが、軽自動車のトラック、しかもディーゼルエンジンで製造していたことを知る方はほとんどいなくなりました。
ディーゼルの軽自動車は現在までも唯一です。
以前にも旧車雑誌にも掲載されましが、滋賀県長浜市のヤンマ―のミュージアムに3代目が1台が現存します。今回は、少数が販売された極めて希少な2代目のカタログが手元に入りました。販売は関西に限られたようで、当時の自動車雑誌にも宣伝はなく、販売店も極少なくカタログやチラシ資料は貴重です。岐阜県、滋賀県あたりで少量配られたぐらいでしょうか。
ヤンマ―ポニーの生産期間は短期間ですが3つのモデルに別れます。
① 1958年5月 KT3型 265CC 50台
② 1958年12月 FM1型 308CC 330台
③ 1960年12月 KYT 356CC 650台
(1961年9月 非公道使用 カントリー 少量あり)
①KT3型
後部のエンジンは平ベルトをかけて農作業ができました。三輪のライトポニーと同じつくりで、所謂 農民車でした。カタログやチラシは未確認です。
②FM1型
KT3型に比べるとエンジンが拡大変更され、後部のエンジンフードが装備されました。
③KYT3型
くろがねベビーと同じく、オオタ自動車の太田祐雄の三男、太田祐茂による試作。軽自動車のキャブオーバーの先駆けでした。カタログとチラシも配布されています。くろがねベビーと似ているメカニズムは納得です。