#140novelありきたりな考えだけど。自分自身が決めてしまえば、きっとそこが世界の果てになる。進むコトが終わる。だからボクは終着点を探し続ける。馬ではなく、ロバやラクダなんかに跨がり。少しばかりの金貨と枕を持って。これ以上ない美しい水辺を探す旅をしよう。
#140novel異国の娘が彼国の神に祈る姿を見かけた。名前位しか私には解らない神へ、オリーブ色の瞳を真っ直ぐ向け祈りを捧げる。蝋燭に照らされた横顔は、陶器の様に白く透き通っていた。信心深く純粋な彼女自身が、神々しくさえ私には見えた。
#140novel二人の娘達が再会した。一人は異国へ行った隙に、恋人を寝取られた。一人は愛夫との間に三つ子を設け、旅はおろか買物もできない。二人は互いを羨むがが、どちらが幸せかなど誰にも解らない。


