先生 | RYO☆のブログ

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脳梗塞になり失語症になった私にとって先生とは、脳外科の担当医ではなく言語聴覚士のSTのAさんです。


当然病院の先生ではないので「Aさん」と言うべきなのだけど、やっぱり私にとってAさんは「先生」なんです。


脳外科に1ヶ月入院している間、器具を動かしたり細かい物を摘ったり言語聴覚のリハビリをする人と、マッサージをしてくれる人が2人いました。


PTもOTもSTも、何も知らない私は、居眠りしそうなマッサージが好きでした


退院に際して担当医の先生が、今後は1ヶ月に1回(現在2ヶ月に1回)様子を診て薬を○○だけで、他は通院する必要ありましたと言われました。


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今、「通院する」って書こうと思ったら…


その言葉が合っているのか、間違っているのか分からなくなった(>_<)


復唱しようと思ったら、最初の2文字の音だけで覚えてて、後は落ちてしまいました。(正式には忘れたんですけど、私のイメージでは言葉が"落ちちゃう"です)


最初の文字さえ思い出せればその言葉が分かるから、音から文字に変換できる様に頑張りました。


○○…○○…○○…つう…つう…つう…


「つう」が分かったぞ!病院関係だから「つう院」だ


さて「つう院」という言葉はあったかな………、あーっ、「通院」だ


と、1分間くらい掛かりましたけど、無事ブログに戻りました。


嗚呼、しんどい(v_v)


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でも旦那が、歩いて5分くらいにある病院の同じ敷地内に、老人ホームや市の内外に一番のリハビリセンターがあり、絶対そこで言語聴覚のリハビリをした方が良いって言われて、自費で通院する事になりました。


そのおかげでAさんに出会ったんです


最初からAさんに相性が合った訳ではなくて、こんな簡単な質問に答えられずに、悔しくて情けなくてそんな自分が嫌で、涙が溢れた時もありました


でも涙が溢れた事をAさんに知られるのが嫌で、鼻が出てるふりをして何枚もティッシュをかみました(T_T)


何ヶ月して(たぶん少し回復してきて)、リハビリの時間が楽しみになり、Aさんとも楽しい会話ができる様になりました。


失語症のリハビリを卒業した時にブログで書こうと思ったんだけど、思った時に書いて置かないとまた忘れちゃうし、今年いっぱいで先生から卒業しようと言われたらショックだから、今のうちにこの思いを文章にしたかったんです。


Aさん、あなたのおかげでここまで回復できる様になりました。本当ありがとうございます。卒業まで精一杯頑張りますので、よろしくお願いします\^o^/