朝起きてホテルの無料朝食を食べます。

何てことのない普通の朝食ですが、昨日の店が開いていない為に買ったパンだけよりも随分嬉しいものです。

 

昨日の朝旭川に到着した列車と乗った列車の間の時間に出る列車で網走に向かいます。

ホームでは外国人の方も多くいらっしゃいます。

早くから並んだため夫婦並んで座ることが出来ました。

自由席はほぼ満席に近い状態になりました。

 

途中遠軽で進行方向が変わりますが外国人の方も戸惑いながら対応できている様でした。

網走に着くと駅前から流氷観測船乗り場までバスで移動です。

バスを待つ間に駅前に取ったホテルに荷物を預けに行きます。

今回は時間が無かったので荷物を預かってもらうだけでチェックインまでは出来ませんでした。

駅から出て船の乗り場は右方向なのでバス停は道を渡ったところだと思っていたのですが、ホテルで聞くと駅の方だと言うのです。

確かにそちら側にあるバス停に乗り場行きの表示がありました。

乗客のためにバスがわざわざ道を渡ってロータリーに入ってきてくれる構造になっていました。

残念ながら道路に雪が積もっているのでそれが分かったのはバスが入ってきてからでした。

 

早めに乗り場まで行って隣接している道の駅で昼食を食べる予定です。

まずは船の切符を買います。

流氷は前の週に接岸したようですがそれも数日で解消されました。

それでも毎日流氷には出会えているようなのでまさにオンシーズンです。

切符売り場にはすごい人の数です。

朝のうちに電話で予約しておいたので心配はしませんでしたが、予約していなかったらかなり焦るような感じの人数でした。

切符を買って安心したのでお昼を食べに行きます。

食堂も人で一杯です。

でも中に入って分かりました。食べ終わった人が船を待って出ていかないのです。

ドリンクバーを購入した人が飲み物のお代わりをしながら長居しています。

席を見つけるの苦労しましたが、食事は直ぐに出てきました。

 

食べ終わって乗り場に行くと既に乗船が始まっていました。

乗船すると既に窓際の席は埋まっていました。

そこで上甲板の屋外に席を求めました。

船が出向して港の外に出ると直ぐに流氷の中に入ります。

だんだんと甲板に人が出てきます。

屋内の窓から見た人が肉眼でも見たくなった様です。

我々は逆に船室に降りて行って窓から見学です。

外で見ると流氷原の広さが分かります。

流氷の中に描かれる航跡も分かります。

一方船室の窓から見ると流氷の厚さが分かります。

両方経験することが大切だと思います。

 

どうやら流氷原の中をぐるぐると回っているようです。

十分に満喫した頃に帰港です。

いつまでも見ていたいという気持ちもありますが、もう十分と言う気持ちも同時にあります。

早い話いくら見ていても基本同じ景色です。

 

流氷の中で流氷を見たという満足感を持って下船です。

船を降りると来た時と同じバスで駅前まで戻ります。

網走での他の観光は夏に来た時に回っているので本日の予定は終了です。

 

ホテルにチェックインして地域クーポンをもらいます。

このクーポンは夜ご飯に使用します。

昨夏来た時に行った居酒屋さんが美味しかったので再度訪問します。

前回もそうでしたが当日予約だと空いてる時間が特定されます。

今回は午後5時半しか空いていませんでした。

ホテルから歩いて30分弱掛かるので雪の中では大変です。

素直にタクシーで行きます。

 

同じ様に美味しいお店でした。

ただ期待が高かった分新たな発見は少なかった気がします。

帰りもタクシーです。

 

この日は3食とも暖かいものを頂くことが出来ました。

前日に比べると食に関しては満足度の高い1日でした。

 

翌日は車窓から釧路湿原を見ることとトマムまでの移動です。

最初の計画では釧路で泊まる予定でしたが、その前の旅行で蔵王の樹氷を見たためトマムの霧氷テラスに行きたくなって予定を変更しました。

その為網走発の列車を早くしました。

当初は10時頃出発の予定でしたが6時半頃の出発に変更です。

朝早いので居酒屋の予約が早い時間になったのはありがたかったものです。

ホテルに帰るとそそくさと寝床に就きました。