銀行で、ドル建・定期預金キャンペーンを勧められ、その後 米国債券系・投資信託に回しましたが、最近円高が進む一方で、株が好調であるためか、ジリ貧状態が続いたため、円に引き上げることにしました。

 

 

両替手数料が高い:

ある専門家によると、銀行系のドル建ての金融商品は、商品自体の良し悪し以前に、ドル円の両替手数料が やたら高いのが難点らしいです。 いやらしいのが、ドルに両替しても、銀行指定のドル建て金融商品しか購入できず、最終的には円に両替し戻さなければならないので、しこたま両替手数料を2重度りされる仕組みになっているようです。

ネット口コミ情報によると、両替手数料が安いのは、SBI証券らしいです。 対面式の銀行や証券会社は、対面がゆえに人件費がかかるので、手数料も高くなるのが一般的なようです。

 

解約タイミングと両替タイミングが難しい:

投資信託は、解約申し込みから解約確定まで、結構時間がかかるので、株取引のようにリアルタム的なタイミングを取ることができません。 解約申し込みから約定までの値動きは、運任せとなります。

解約後のドルを円に両替するタイミングは、ほぼリアルタイムで指定できます。

 

ドル建て商品は、円高リスクを跳ね返す勢いがないと、ジリ貧:

対ドル円高がいつまで続くかわかりませんが、ドル建て商品を選ぶ場合、為替リスクを上回る勢いがないと、ジリ貧になってしまいます。

 

対面式・販売店は避けた方が無難か:

対面式販売の銀行や証券会社は、人件費がかかるので、手数料がどうしても高くなるということもありますが、販売店の営業担当は、勧める商品をパンフレットベースで説明してきます。 紙媒体のパンフレットは、すでにかなり過去の情報ということ(最近どういう状況なのか不明)、勧められていない商品にどのようなものがあって、これと比較ができないことから、商品選択の幅および判断基準が怪しいものとなります。

ネット口コミ情報なので、どこまで正しいかわかりませんが、販売店の営業担当さんは、特定商品の販売ノルマがあったり、高い手数料をゲットできる商品を優先したりするので、色々ねじ曲がった提案をしてくるらしいです。

ネット証券は、Web画面にて、多彩な商品を条件で絞ったり、短期間・長期間の傾向を比較できるため、自ずと自分なりの判断基準が明確になっていくように思います。

 

 

結局、ネット証券を始めてから、銀行で勧められた金曜商品を全て解約することとなりました。 今後長期的な資金運用していくに当たって、正しい選択となるのかは不明ですが。。。人から勧められた限られた情報のみで商品を選択するよりは、自己の判断で選択した商品の方が、失敗しても納得感があるように思います。