弟は小さい時
アトピー性皮膚炎だったので、
よく近所の皮膚科に連れて行かれた。


その頃まだ皮膚科がほとんどなく、
遠方からもたくさんの人が来ていた。

廊下にたくさん並んでいた丸椅子に
人がひしめき合って座っていた。




当時その辺りでは有名な男の先生で、
上から目線で毒舌爆弾


おじいちゃん「親がきちんとしてたら
        子どもはアトピーなんかに
        ならんのや。」


みたいなことを行くたびに言われ、
母親もじんわり凹んだらしい。

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それからかなりの年月が流れたある日
私の顔に、
炎症が出来てしまった。

ものすごく忙しい時期だったので、
イヤだったけど、
一番近いその皮膚科に行った。



あれっ?


廊下にたくさん並んでいた丸椅子は
もうない。


えっ?
今、診療時間⁈

…と思うほど、人がいないガーン



ドアを開けると年配の女性が一人、
ソファーに座っている
…のみ。


速攻呼ばれて診察室へ。


ずいぶん歳をお召しになった感じだが
毒舌は健在。

おじいちゃん「女優さんがなんであんな
         綺麗なんか分かるか⁉️
         女優さんは毎日見えんとこで
         努力しとるから綺麗なんや。
         それを努力もせんと
          綺麗になりたいやなんて、
          虫が良過ぎるんや❗️」



(以下  心の中)

いつ私が女優になりたい言いました?
サッサと炎症抑える薬を出して。




専門家としての
はっきりとした物の言い方自体は
悪いとは思わないけど、


やっぱり人間同士。


特に弱って困ってる時には、


言葉にちょっと


味を付けてほしいかな。




薬をゲットして帰り道、

小さい頃あんなに大きく見えた

その病院も、

その先生も、

何だか小さく見えたなぁニコ

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ぼくは病院の先生から、

「れいくんは、本当に穏やかな
    おとなしいいい子ですね〜」

って、褒められまくりにゃグラサン
(忍法 猫かぶりにゃ)