桜が咲く時期は雨が多くなりますね。
散り際もまた美しく、雨に濡れる桜の妖艶な姿はまた見もの…。
桜の花弁が雨と共に地面へと広がり、片隅で小川を作っては、その流水に浮かび運ばれる様子も情緒。
春雨に濡れる女性もまた色艶を感じます。
あ…でも酷い雨は傘をさして下さいね(笑)
花弁で飾った器に、つるりとした透明感のある肌がほんのりと色付いたような葛桜、月形半平太の名台詞から命名された甘なつと…
口の中でしっとりとした大納言小豆と、ほのかな桜を感じては、桜香を邪魔しないすっきりとした香り立ちの五ヶ瀬釜炒り茶を一口。
まさに雛菊の肌と情緒ある春雨の夜、濡れてまいる月形半平太のよう。
緑茶は雨で散る花の後、葉桜になり青葉を香らせる風。
やっぱり四季のある和菓子って良いですよね…Tea timeがなんとも粋な時間になりました(笑)
和菓子はお好きですか?
良かったら貴女の好きな和菓子、教えて下さいね?
【呀龍-Galyuu-】