恐る恐るプレタポルテのビルの中へ

左手に受付があり

女性が2名。

いずれも、他の企業とは違い

少し落ち着いた方々でちょっと安心。

黒い上下は制服かな。


「面接の方ですね。ご案内します」

とこちらより早く声をかけて頂いて

階段を上がり、会議室に案内される。


「こちらで雑誌をご覧になってお待ちください」


雑誌と言っても週刊誌とかじゃないですよ。

業界誌…でしょうか

拝見したことがないファッション誌の

バックナンバーがズラリ。


部屋には既に1名スーツ姿の女性がいて

『え?またグループ面接???』

と思ったけど、どうやらココは待合室らしい。


しばらくして、人事部の平井さん登場。

電話より柔らかくてキレイな人。

しかも細い!

ボーダーのワンピースも良く似合っている。


「お待たせ致しました。人事の平井です。

では、先ずリス子さんから面接して頂いて

もう一方にはここで試験を受けて頂きます。

時間は40分間です。では早速お願いします。

リス子さんはこちらへ」


と別室に通される。

面接相手は50代と思しき男性と平井さんの2名。


早速自己紹介。

ベンチャー企業で練習しておいて良かった~。

退社理由も練習済み。

「面接は経験を積むことが大事です」

コンサルタントの山本さんの言葉が身に染みる。


「では、入社して頂いたとして

当社に望むことは何ですか?」


「長く…キチンと働きたいです。

以前の会社が、落ち着きがなく

毎年方向性が変わるような会社だったので…」


「そうですか。ではご入社頂いた場合についての

説明と質問をいくつかさせて頂きます」


半年間は契約社員であることや

身内にアパレル関係者がいるかとか

給与の希望額とか基本的なことを聞かれ

こちらからも質問をさせてもらう。


「…ドレスコードを教えて頂きたいのですが」


「通勤は自由です。社内では制服、もしくは私服で

私服は自社製品の在庫を社員価格でご購入頂けます。

当社の商品は流行を追った物ばかりではないので

長く着て頂けますし、お値段に関しても福利厚生として

社員がお給料で無理なく購入できる設定になっていますよ(^ ^)」


とりあえず一番不安だったドレスコードの件は交渉。

女性社員は一人ひとつ、大き目のロッカーも支給されるそう。


「ひとつ良いですか」

と50代男性。


「今までと全くの異業界になると思いますが

当社のどんなジャンルにおいて

即戦力になれると思いますか?」


えー、そんなのわかんないよ。

っていうか、同業種だって会社が違えば

システムも考え方も違うじゃん。

うちなんて社長が変わる度に

人もシステムも変わってたくらいだよ。


「即戦力と言われますとハッキリは申し上げられませんが

どんな業種でも、基本的な共通事項みたいな物はあると思うので

それを探して、自分ができることを見極めて

それを行ううちに、次に何をしたら良いのかが

見えてくるものだと思います」


うわぁ~。苦し紛れに具体的なこと何一つ言わず

適当に答えてみたけど、あまり納得してなさそう。


ちょっと不安がよぎった状況で面接終了。

さっきの待合室に戻って

いよいよ筆記試験!!!!!


40分で50門

ベンチャーの時の5倍くらいある。

数学もたっぷり…

なんでアパレル企業に方程式が必要なの?

と思っていたら最後の方に素材についての問題もあった。

わかんない・・・。


残念ながら今回も筆記試験は惨敗でした。

小数点の計算も、計算機ないと怪しいしね。

行きは下りだった坂道、

帰りは上りでかなりキツイです。

雨も降りだしそうだし

もう!早く帰ろう~!!