48歳で外資系ITをリストラされたオヤジだ。
オヤジは相変わらず倹約した生活をしながら、IT関連の仕事の準備。
正直いってオヤジも全く稼げていない。ただし、仕事の準備では自分の時間は使ってはいるけれど、お金は殆ど使っていない。
稼げていなくても、少なくともちゃんと家賃を払って、ちゃんと食事をして生活していくお金の蓄えはある。
贅沢や無駄遣いをしなければ65歳までの10年弱を普通に暮らせるくらいの蓄えはある。
連れちゃんのアートギャラリーは、相変わらず損益ギリギリくらいの状態で、その割には月に使う経費はかなりの高額だったりと、正直言ってスポンサーでありオーナーでもあるオヤジからするとやっている意味が無い。
まあ、それでも連れちゃんが楽しくやっているならヨシとしてあげたいところだが、結局連れちゃんは好きなことやりたい事だけはやっていて、やるべき事は全くやっていない状態だ。
例えば、ギャラリーの改装。今のギャラリーは居抜きで入居したので、細かい事に拘らなければ改装費用はゼロで行けたはず。
でも、連れちゃんが床の色だ、入り口の壁のデザインだと拘り50万円くらいの工事費がかかっている。そもそも最初にギャラリーを開いた時にもそこも居抜きだったのに改装費用で70万円かけて、しかも1年半で今のギャラリーに移転してるし。
アート関係の海外のECサイトの利用も箔が付くからと5万円/月額以上をかけて契約していたけれど、結局作品の掲載は殆どせず。
ギャラリーのHPはオヤジが作ったのだが、デザインがとか言い出して結局外部の業者に再作成させてそれも50万円とか。
そのくせ、そのHPには展覧会の情報等の基本的な情報の更新まで滞って、英語版のページまで準備しているんだけれど、器はあれど英語情報は去年の年末で更新が終わっているし。
相変わらず展覧会開催しても、販売情報等はシステムには未入力のまま、販売、出荷、入金等の情報管理は全て紙。
だからギャラリーに行かないと細かい数字の状況はさっぱりわからない。涙
紙でばっかりやっているなら、もうギャラリーは閉めるとまでオヤジが言ってるのに紙。
オヤジは企業のDX支援とかを仕事にしていたのに自分の会社は紙だらけという?
鬱は病気か?
病気だから仕方がないのか?
今日の午後は連れちゃんは7月に個展をお願いする作家のアトリエに伺う予定。
...でも、起きない。起こしてもダメ。
忙しい外資のITでの仕事が長かったオヤジからすれば、人と会うのも結構な時間調整の上でようやく時間を空けるという日常だったので、せっかく空けた時間を当日ドタキャンなんてのはあり得ないし、許せない。
仕事のスケジュール(に限らないけれど)で他人と会うといった時には、当然自分の時間、そして相手の時間両方が消費されていく訳だ。時間は有限。特に50代中盤に差し掛かったオヤジ達には、本当に残された時間は少ない。
鬱は病気か?
病気だから仕方がないのか?
自分の時間、相手の時間を大切にできないならば、何もせず他人の時間を消費することなく、独りで家に引き籠っていてくれた方がよっぽど良いよ。涙