植物には耳や口がある。

 耳があるのは、NHKの番組で知った。花粉を媒介してくれる虫の羽音に反応して、蜜をたくさん出す植物があるという内容。

 

 口があるというのは今朝の新聞で見た。水涸れや茎切断など深刻なストレス状態にある植物は、20キロヘルツ~100キロヘルツの超音波を普段より頻繁に発するようになる。(普段から時たま発しているというのもミソ)

 

 これはSOSの叫びなのか、叫ぶことで植物にとって合理的なメリットがあるのかについては記されていない。研究途上なのだろう。(華道家は花の声が聞こえるのかな?)

 

 ヒトの鼓膜では聞き取れない波長でも、超音波治療器があるように、カラダには影響を及ぼす。100キロヘルツまで再生するハイレゾオーディオ機器など、官能性は実証されている。

 

 森や林が、図書館内などより音圧が高く、決して静寂ではない事実は昔から知られているが、森林浴とか、普段でも草木に語りかけたり耳を澄ますことは、現代人にとって有意義なことだと思う。

(鉢植えのサボテンに向かって、トゲなんかなくても大丈夫だよと毎日毎日言い続けたら本当にトゲが無くなったという話を昔読んだが、それはちょっと眉唾の気がする…今ネットで見たら、サボテンに話しかける人がたくさん出てきた🌵……)


    なんだかこういう話題を書くと、波動がどうのこうのと張り切って語る方が必ず出てくる。わたしの知人にも複数いる。臨床心理士の資格を持つ方も知っているし、大学教授もいる。

    なんかねぇ……昔は大好きだったのだけど(パワーストーンもたくさん持ってる。かつては大事な仕事の時はしし座の守護石ルチルクオーツ=最強の水晶、を御守りとしてポケットに入れてたし、職場の机には八卦羅盤を置いて、風水のれすとさんと呼ばれたりもした笑)、でも今はちょっと・・・というスタンスかな。明確な実感と再現性を共有できる科学的エビデンスのある話なら聞く気はあります。


 

 写真は、うちのヤマボウシ。ハナミズキに比べると遅いし小さいけれど、とても品があって可愛い。

 

 

 

【おまけ】

 新聞購読料の値上げがひどい。

 朝日は一昨年に続いて、この5月から4,900円。昔昔は朝日を取っていたが、平成になる頃から広告の質が悪くなり、記事内容も明らかにスカスカになったので、毎日に変えた。

 その毎日も、この6月から4,900円に上がる。新聞業界は発行部数縮小傾向が加速し、明らかに斜陽。そろそろやめ時かもしれない。図書館で読むという手があるが、毎日図書館に通うのも辛気臭いな…

 

 いちばん安くて読みごたえがあるのが読売新聞(4,400円)なのだが、自民党寄りで改憲スタンスだしジャイアンツが嫌いなので、旅行時のホテルのロビーでしか読まない。自民党と同じく、読売一強が現実である。

 

 もともとテレビは天気予報くらいしか見ないし(ニュースって、ほとんどが暗い話題ですよね。芸人のバカ笑いも見たくないし、元気すぎるタレントは見てて疲れるだけ。ドラマなんてバブルの頃にトレンディドラマ見てたのが最後。)もうテレビの役目も終わってると思う。

 

 ただ、ネット情報も、チャットGPTに代表されるように、嘘や偏りだらけなので、相当リテラシーが高くて視野の広い人でないと、ネットだけに頼るのは分断も広がるし危険だと思う。