ウェルキンゲトリクス(ヴェルチンジェトリックス)は、
ガリアの反ローマ戦線を率いた
若きオーヴェルニュ族長。

日曜日のライブで平泉→阿弖流為から
ウェルキンゲトリクスのことを連想し
塩野七生さんの『ローマ人の物語』ひっぱりだしてきた。
やっぱり、とっても興味深い人物。

父親は反乱の罪で公開処刑された。
30代で頭角をあらわし、
反ローマを掲げ、実の叔父を失脚させ部族長となり
各部族連携しての決起を促し、
時には厳しい罰則をもって反ローマの結束を固め
カエサル率いるローマ軍に戦いを挑む。

アレシアでの激戦、敗北。

運命に逆らうことはできないと
部族の保全のために自ら投降した。
カエサルは『ガリア戦記』に
「ヴェルチンジェトリックスは、自ら進んで捕らわれの身になった」と記している。

そして、ローマに護送され牢に入れられ
6年後にカエサルの凱旋式の後に処刑された。

どんな6年間だったのだろうか。

$RESTING ~ 毎日が祝祭 ~ 
Vercingetorix surrenders to Caesar
 François Guizot

若くして多くの部族長に一目おかれ、長となった彼は、
おそらく、とても姿の美しい人ではなかったか。

美しいガリアの最高武装をまとい、馬に乗り
投降したその華やかな緊張感に溢れた場面から、
囚われの6年間へ。

何を思って生をつないでいたのだろうか。

思いを馳せずにはいられません。