
昨夜の美術展で一番心惹かれた作品『フローラ』
まず色彩。赤紫と群青色の対比の鮮やかさ。
そしてリズム。女神のしなやかな腕と指先、腰から足にかけて軽やかさ
繊細な描写。足元の草や蔦、女神がまく種子。
豊かさを約束するような光景のはす、でもどこか「ガリッ」と違和感が。
じーっと見て、女神の表情に目がとまる。
美しく、無表情。
つくりもの的。
この女神に感情は必要ない
と、作者は考えたのでしょうか。
完成までに16年かかったという作品。
作者が何に満足がいかず、製作を長期化させたのか
興味が湧きました。