『ジェントルマン』 山田詠美著 講談社

新聞・雑誌などで取り上げられている話題作です。

雑誌で、詠美さんへのインタビュー記事を読み
久しぶりに見たお姿がなんとも平和でよい感じだったので
「読んでみようかな」と手に取りました。
(詠美さん 再婚されていたようです。(*^o^*)

話の筋だけ追うと、刺激的な部分が多すぎてどう紹介すればよいか迷うのですが。。。

「恋愛って、ひとりよがりなものだな」

と、改めて認識しました。

「相手のため」は「自分のため」でしかない、

ということ。

相手を自分の膜で覆って、ひっくるめて「自分」と認知する感覚。

自己犠牲的であることが、実は傲慢であったりもする。

それが体感できるのが恋愛の醍醐味だし、
まぁ、贅沢な経験だと思うのですよね。

だから、古今東西飽かずに
みんな恋の話を書く(贅沢自慢)ということ、かと。

読み終わって、登場人物たちそれぞれの、
人を人とも思わない傲慢さや、
恋心を友情に包んで封印してしまった小心さや、
無邪気という罪・・・

全部ひっくるめて
「愛おしさ」を感じました。

(重い話だから、元気があるときに読んだほうがいいかも・・・です。)