下層がペールイエロー
上層がベールブルー
何とも印象的なボトル。
人に例えるならば、潔さを持ち合わせ、心身ともに精錬された人の佇まいです。
そして、このボトルに対応するタロットは「塔」。
その「還りの旅」です。
「塔」の意味するところは、破壊と再生。
10年前のあの事件が思い起こされます。
あの事件は、被害を受けた側にとって
全くもって不条理な破壊ではありましたが
その理由が何であれ
残された者は再生へと進まなければならない。
その再生への道のりの構築が
どうであったか。
大きな、憎しみ、怒り、怨嗟の声、
それらにどのように対処してきたのか。
このボトルは
天の意思(上層)と個人の意思(下層)との不整合の可能性
を示しているようにも思います。
「自分はこんなに努力してきたのにナゼ?」
と、愕然としてしまうような出来事。
個人の善意がすべて否定されたような虚脱感。
打ちひしがれながらも、
人は再生へ向かい、歩みだします。
天に否定されたのだとしても
己の力を頼みとして、再び。
できれば、
怖れからは自由でいたい。
恨みからは恨みしか生まれてこない
そのことを認める勇気をもっていたい。
その道を歩むことが
すなわち
自分にとっての真実の道を歩くということなのだと思います。
