今日の空の美しかったこと!
空気が冷えると夜空が美しくなり、それはそれでヨシと思うのです。
今週借りていたDVD
『トリコロールに燃えて』
1930年代前後、英国とフランスを舞台にした映画。
主演女優は シャーリーズ セロン
ペネロペ クルス
(最近この二人の映画頻度が高いなぁ。。。)
前半は、シャーリーズの美女ぶりが堪能できます。
ファッションも素敵で、何度も何度も見返してしまう。
基本、ラブ・ストーリーなのですが、そこに『激動の時代』的制約がドラマチックにかかります。
・ スペイン内乱
・ ドイツ軍 パリ占拠 ~ レジスタンス
私がすごく心に残ったのは、後半に登場する
ドイツ軍情報部 将校 (トーマス クレッチマン)の存在。
ヒロイン(シャーリーズ)は、レジスタンス活動支援のためにドイツ軍将校とつきあっているわけですが、彼は、"真摯に"彼女を愛するわけです。
朝早く仕事に向かうときにベッドに眠る彼女の横に白いバラを置いたり、(実は彼女は目覚めていて、別室での電話を盗聴していた)
「戦争が終わったら」といって将来の話をしたり
彼女の誕生日をこっそり調べて、お祝いしたり
緊迫する戦局、拷問、暗殺指示等々
修羅場のような日々だったからこそ、
彼女との時間をとてもとても美しいものに保とうとするその姿勢は、切ないです。
(アン・リー監督 『ラスト・コーション』でトニーレオンが演じた特務機関の幹部の姿と、だぶります。)
最後は、混沌に陥ったパリで彼女をドイツに連れ帰ろうと説得に現れ、
彼女に
「私はあなたを愛していない」
と言い放たれ
挙句、乱入したレジスタンスに虐殺されるのです。
「人生はゲーム」
と常に生き続ける道を選択し続けた彼女が、
最後に何も弁明せずに
苛酷な運命を受け容れたのは、
彼の死や
"彼女のような存在"が世の中に生み出した憎悪に対する
責任の取り方
だったのかもしれません。
「人は一人では生きられない」
と、最後に愛する人への手紙に綴ったその言葉は
たくさんの思いをこめているように思えます。
【余談】
気になって、トーマス クリッチマンさんの経歴を調べました。
こういう方を嗅ぎ分けて、惹きつけられることが多いですね。