小学高学年の頃だったと思うのですが、小説「風と共に去りぬ」にはまりました。


お小遣いで新潮文庫全5巻を買い何べんも読み返し、レットとスカーレットの会話は暗誦できるほど。


映画は母につきあってもらい、帰りにサントラ(レコード!)も買って・・・。(でもレコードは結局それほど聴かなかったですね)ヴィヴィアン・リーは、小説のスカーレットの印象にぴったりで、以後私の中ではスカーレット=ヴィヴィアン リーとなりました。


昨夜のTVで、「風と共に去りぬ」を紹介していて、当時のオーディションビデオが流れましたが、どの候補者もヴィヴィアンを知る身にとっては、"全然違う・・・"


久しぶりに見ると、スカーレットの率直な言動が何ともチャーミングに思えました。

他人の感情の動きに敏感だけれど、余計なことは深く考えないという割り切りの良さとか。


終盤、レットへの長年の愛にようやく気付いたスカーレットに対して、レットは静かに別れを告げます。

でもスカーレットはへたりません。

"きっと、道があるはず、何とかなる。"

スカーレットの強い自己肯定の言葉 (Tomorrow is another day!) で小説は幕を閉じるのです。


若い頃は、スカーレットの情熱、自己主張の強さ、生き抜く強さ、といったレッドな側面に強く惹かれました。


今改めて見直してみると、スカーレットは戦争で全てを失ったタラで、自分自身の内面と深く結びついたように思います。それ以後は、だから、他人の目(価値観)など気にせず、自分が正しいと思う道をバリバリ邁進できたのだ・・・と。


すごい、自己信頼・・・ブルーのメッセージです。


レッドとブルーの統合、変容のバイオレットのメッセージ。


私が魅せられたのは、そこだったのかもしれません。