私の自宅の近くにある桜並木の桜の蕾が少しづつ開いてきました。
桜の時期ももう少しです。
本日の一皿
カラヒグ麺のトンナレッリ フルーツトマトのソース
です
今回使用したのは低加水パスタフレスカ、別名カラヒグ麺というパスタです。
麺は小麦粉と水をこねて作るのですが、水分量を極端に少なくして練り上げたのが低加水麺です。
水分を少なくするとコシと弾力のある麺が作ることが出来るのですが、生地が固くなり私達の使うパスタ用の機械では機械が壊れたり動かなくなってしまいます。硬い麺を作ろうとしてパスタマシンを破壊するのはイタリアンの料理人あるあるです。
そんな低加水パスタを東京の老舗製麺メーカー浅草開花楼の不死鳥カラス氏(元プロレスラー)とイタリア料理店のサローネグループ総料理長の樋口敬洋氏が共同開発して生み出したのがこの麺です。
もともと水分量の少ない生地で作られる中華麺用の製麺機だと低加水にしても生地を伸ばせるんです。
カラヒグ麺という名前は開発者二人の名前から付けられています。
乾麺でもなく生麺でもない第3の麺と言われています。
カラヒグ麺
ソースは群馬県を代表するフルーツトマトの「ブリックスナイン」という品種を使用しています。
麺の試食が目的なのでシンプルなソースにしました。
この麺は結構前から知っていたのですが、食べた店が悪かったのか良い印象がありませんでした。
私の中ではイマイチな麺という認識でした。
ですが先日樋口氏自らが調理したカラヒグ麺を食べる機会があり、印象がガラッと変わりました。
この時はアマトリチャーナでした。
弾力と歯切れの良さが特徴で、伸びにくくてくっつきにくい麺です。
非常に美味しい麺です。
私の中で衝撃が走る位の美味しさでした。
試食したスタッフ一同満場一致で採用が決まりました。
順次メニューに登場させていく予定です。
サルシッチャのオイルソースとも合わせてみましたが美味でした
新しい食材はテンションが上がります。
楽しみです。
何作ろっかな〜〜