マイホームは資産か?負債か?②について
マイホームが負債といわれる理由の2つ目ですが、減価償却のスピードが銀行の元本返済のスピードよりも早い事が関係ありそうです。![]()
どういう事かといいますと、マイホームの土地と建物のうち、建物の部分については減価償却していきます。
土地は何年経っても劣化しませんが、建物は劣化していくので、会計上それを反映するという事ですね。
よくある新築木造のマイホームの場合、22年が減価償却期間ですので、22年かけて建物の価値がなくなっていく、ということです。![]()
もちろん、実際は22年経っても建物はまだまだ使えるのは明らかですが、積算評価としての建物評価額は無価値になってしまうわけです。
※積算評価が分からない方はこちらの記事をご参照ください→収益還元法と積算法
ところで、マイホームの銀行ローンは多くの人々が返済期間30年か35年を選択していませんか?![]()
という事は、資産である建物の価値が22年かけて0になっていくのに対し、負債である銀行の借金は30年(35年)かけて0になっていく、というわけです。![]()
資産価値の減少スピード(=22年)より負債の減少スピード(=30年)の方が遅いという事は、その間は時間が経てば経つほど純資産が減っていく、という事です。
もしマイホームを購入した後に、投資用不動産を買おうとすると、融資審査でマイホームや借金を含めた資産全体が審査対象になるわけですが、借金はまだかなり残ってるのにマイホームの資産価値が思ったより低く評価された、という審査結果となる事が考えられます。
まぁ、ただ何度か他の記事でも書いていますが、銀行の審査基準はいろいろなので、必ず審査に悪影響を及ぼす、と断言する話でもないです。![]()
ただ、融資を受けて不動産投資をしたいのなら、マイホームの場合であっても積算評価は意識しておいた方がいいと思います。![]()