融資(借金)によるリスクについて。
借金と書くとどうしても悪いイメージになってしまうので、今後はなるべく融資という表現を使うようにします。笑
ほんとは、融資というのは銀行側の言葉で借金は借りる側の言葉みたいですけどね。本質的には同じような意味です。![]()
借金は悪ではなくニュートラルで、使い方次第で良くも悪くも働くから、悪と決めつけて機会損失しないでね、というのが前回の記事の内容でした。
でもそうは言っても借金、じゃなかった、融資を受けるというのはリスクが大きいでしょ?
という声が聞こえてきそうです。笑
というか、これまで生きてきてものすごく多く聞く言葉ですね。借金はした事ないけど漠然と怖いというのが多くの人々の感覚であるというのはすごく理解できます。
そこで借金についてもう少し深く理解するとイメージ改善が進むかもしれませんのでお話します。![]()
借金をした時のリスクって具体的になんなんでしょうか?
たぶんこれが分からないから、なんとなく不動産投資で失敗して借金取立ての怖いおじさんが押しかけて全てを失う、みたいなイメージがあるのではないでしょうか?![]()
もしこういう恐ろしいイメージを持ってしまっていると不動産投資はやっぱり危ない、となりやめた方が良い、となってしまう原因になりますよね。
では、借金によるリスクとはいったいなんでしょう?
銀行から融資を受けると、その後長い期間を、かけて少しずつ返済していきます。
例えば3000万円を金利2%、融資期間20年で借りると、毎月返済する金額は15万円ちょっとくらいです。
この15万円を毎月返済できている間は何も起こりません。
通常は購入した不動産から発生する家賃収入の中からこの15万円を支払います。(家賃から銀行返済できない物件は基本的に購入おススメできません)
家賃収入で足りなくても給料などで補填して払えば、投資として成功かどうかはともかく銀行側は何も言ってきません。
でもなんらかのトラブルで(たくさんの部屋が空室になり、いつまでたっても入居者募集できない、など)15万円が払えなくなった時に問題がおこります。
支払いが滞ると、担当の銀行員さんは目の色を変えて尋ねてくるでしょう。いつ支払ってくれるのか?今後は大丈夫なのか?
でも手元にお金がまったくない、となるとどうなるのか??
最悪は自己破産です。
実際は、銀行と返済条件を変えたりする交渉をしますけどね。15万円は無理でも8万円なら返せる、というなら融資期間を延ばしてしばらくは8万円で良い、とするなど。
とにかく自己破産までいかずに中間くらいのプランのケースが多いようですが、仮に最悪の自己破産になると何が起きるのでしょうか?
知り合いの弁護士に聞いてみたのですが、たんたんと弁護士が手続きして終わりだそうです。笑
それでもう取立ても何もきません。
ただし、いくつかきびしい点もあります。
よく聞く話だと思いますが、自己破産してから5年(7年?)はもうお金借りられません。クレジットカードも作れません。
ブラックリストに載るっていう人もいますが、実際はブラックリストなんてものはなくて、金融機関どうしで共有している信用情報を一括管理している信用機関があって、そこに自己破産したよっていう履歴が残るという事です。
そしてその履歴はだいたい5年くらいで削除される運用になってるようです。
これはけっこうきびしいですかね。5年は長いですよね。その間借入れできないってことは融資受ける事業はできないわけですからね。
(まだなんの事業もやってない人にとってはたいしたことない影響ですが)
ただ、政府系の銀行(日本政策金融公庫)ではこの外部信用機関はみないで融資する、という噂もあります。
本当のところは分かりませんが、資金調達の方法が完全に閉じるわけではない、という事は言えるかもしれません。
あと、自己破産するという事は当たり前ですけどせっかく買った不動産も手放すことになります。
通常不動産を融資を受けて買う場合は抵当権というのですが、購入する対象の不動産を担保として銀行が権利を持ちます。
これは事業失敗したわけですから仕方ないですよね。
他にも贅沢品や車、マイホームなども基本的に手放すことになります。(資産価値が十分あれば、の話ですが)
でも逆に言うと生活に必要なものはほとんど残ります。住まいが賃貸の場合はそのまま住めますし、テレビやパソコン、現金は99万円まで自己破産しても残しておけます。
これ、常識ですか?
意外じゃないですか?![]()
だってワーキングプアと言われるような、正社員ではなく派遣やパートで生計立ててる人は、年収低めなので貯金もなかなかできない、という人たくさんいますよね?
そうではなく正社員で年収そこそこあったとしても、貯金が苦手な人、けっこういますよね?
こういう人達の中には貯金99万円より少ない人もたくさんいないですか?
でも事業失敗して自己破産してる人が貯金99万円持って、生活必需品は何一つ欠けることなく生活するわけです。
事業失敗した奴は生きる価値がない、死ね。という世の中ではなくて、今の日本はちゃんと事業失敗者であっても基本的人権は守られているわけです。![]()
そう考えると、不動産投資で失敗してもたいして失うものなんてないと思いませんか?笑
(マイホーム取られるくらいですかね?リスクは。)
特にそれほど貯金も資産もない人は、「借金はリスクが大きい」って、いったい何を守ってるのでしょうか?
(守る資産がない人ほど、リスクが大きいと言っている気がしてます)
ほとんどノーリスクなわけですから、どう考えても積極的にやるべきだと思いますね。
チャレンジした時のリターンはとても大きいですし、仮に失敗しても失うものはほとんどなく、知識・スキルのレベルアップは間違いないので、次はもっと状況が良くなることでしょう!![]()
これまで最悪の話をしたわけですが、もちろんやるからには失敗しないように不動産投資を行うのは大前提ですけどね。
ちなみに不動産投資で破産というのは統計的にはすごく少ないらしいです。
僕の周りでも100人以上投資家を見聞きしていますが一人も自己破産した人を見た事も聞いたこともありません。
言いたいことは、みんなが持っているイメージほど借金というのは怖いものではないって事です。
なるべく借金という言葉ではなく融資という言葉を使う、と言っておきながら借金を連発してしまいました。笑
