独立人事業務請負人(人事IC)の木村勝です。
人事部署としては、新卒受入&受け入れ研修、賃金改定、組織改正などの大きなイベントも終わり、6月は比較的落ち着いて仕事ができる時期ではないかと思います。
サラリーマン時代を振り返ってみると意外に当方の場合、6月で異動していることが多いことに気がつきました。
入社以来の勤務地の変遷ですが、
①静岡県富士市(工場実習)→②神奈川県横浜市神奈川区→③滋賀県彦根市(車の新車営業)→④東京都中央区→⑤神奈川県厚木市→⑥静岡県富士市→⑦東京都千代田区→⑧東京都港区→⑨東京都中央区→⑩神奈川県横浜市西区
となります。
このうち、②・④・⑤・⑥が6月に異動しています。
社内的には6月が異動時期というわけではないのですが、当方の場合、なぜか6月に異動することが多く、そのため6月というと何となく勤務地が変わるイメージがあります。
この2月末でサラリーマン生活を卒業するまで、出向転籍、資本譲渡による社名変更などで所属する会社名は変わりましたが、自らの意思で転職したことはありませんでした。
その代わりといえるかどうかですが、先ほど書いた通り、30年間で10回勤務地が変わっていますので、3年に1回の異動ペースです。
勤務地が変わるということは、仕事ももちろん変わりますし、通勤ルートも変わることになります。
この平均すると3年に1回、転勤等により、気分一新できたことは大きな効果がありました。
やはり、人にもよるかと思いますが、同じルートで同じ職場に通っているとどうしても厭きてきます。拠点が多い企業で働くメリットは、こういう部分もあるかと思います。
実質的には社内で転職していたようなもので、勤務した部署・場所の数だけ、知りあいも増え、こうした人たちとは会社を離れてから今でも交遊が続いています。
本社・本流拠点からのからの転勤というと何となく都落ちのような受け止めをされる方もいるかもしれませんが、リスク無しで転職経験を積ませてもらっていると考えればありがたいこと極まりないです。
人数の少ない拠点・会社で勤務することに必然的にあれもこれも一人でこなす必要が出てきますので、本当の意味で実務に強くなります。
役所関係の届出、慶弔関係の手続き、コピー機の簡単な修理など身に着くスキル多いです。
やはり一人で働くようになって一番役に立つのは、こうした身を持って体験した現場での対応力のようなものだと思います。
転勤命令は仕事・人脈を広げる願ってもないチャンスです!