プツィヒ大会)へ日本選手団を派遣します」という記事が出ていました。
今回の国際大会はドイツのライプツィヒで7月2日(火)~7月7日(日)までの開催
で、電子機器組み立て、溶接、造園、洋菓子製造など40職種に45名の選手を派
遣します。
また、あまり知られていませんが、技能五輪の参加資格は、開催年に満22才以下
である者(一部職種を除く)と若者に限られています。
国際大会は2年に1回ですが、国内大会は毎年開催されているため、今回のドイツ
への派遣は昨年10月に長野で開催された技能五輪全国大会優秀成績者から選
出され、国際大会に出場します。
(国際大会に選出されない国内大会年度は、裏年などとも呼ばれています。)
あまり、世の中的には知られていない技能五輪国際大会ですが、過去一時期マス
コミ的にも話題になったときがあります。
2007年第40回大会が静岡県沼津市で開催されたときです。
金メダルの数でいうと、2003年6個、2005年5個に対して2007年日本開催の
時には16個と大幅に増えています((国体開催県の金メダル数と同じような感じで
しょうか)。
この時には、皇太子殿下も会場に足を運ばれ、大会終了後もメダリストの若者が
TVの特集で取り上げられるなどマスコミ的にも結構盛り上がりました。
当方もこの時には沼津に大会を見に行ったのですが、人出も多く会場は熱気に溢
れていました。
(静岡県内の小中学生、またこのタイミングにあわせて修学旅行のコースとして来
ていた学生さんもいました)
職種にもよりますが、参加者の多くは、企業内の併設学校や高校卒業後、この大
会に向けて企業内の専門施設で訓練を積み重ねてきた選手ばかりですので、そ
のレベルは極めて高度です。
本大会を見るのは、実はこの時が初めてだったのですが、見学者が目の前で見て
いる状況で難度の高い課題に取り組む必要があり、日頃の実力を発揮するために
は、毎日の技能訓練に加え、会場の雰囲気にのまれることのない強靭な精神力が
要請されることを目のあたりにしました。
日本選手代団は、出発に先立ち6月28日には、首相官邸を表敬訪問し、同日ホテ
ルオークラで行われる壮行会に出席すると記事にありました。
日本を代表して世界五輪大会に参加する若者に対して、沼津大会の時と同じように
積極的にマスコミも取り上げて頂き、将来日本のモノづくりを支える選手たちに積極
的にエールを送れればと思います。
技能五輪国際大会、選手の皆さん、頑張ってきてください!!

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