帝王切開について書こうと思います
よく怖い〜とか言われて嫌がる方が多い
帝王切開（以下カイザー）ですが・・・
わたしは最初から絶対カイザーがよかった
なぜなら陣痛に耐える自信がなかったし、
保険がきくからお金の心配もないし、
もし単胎児なら絶対無痛分娩にしようと
思っていたくらい、陣痛が怖かったです
だから絶対にカイザーを選べる双子妊娠が
叶って本当に嬉しかったです
双子妊娠は経膣分娩もできるのですが、
いろいろな条件があり（赤ちゃん2人とも頭位
じゃないとダメ、赤ちゃんの体重◯グラム以上
母体に何も問題がない等々）それらをクリア
できないと経膣分娩はできないです
もちろん条件が当てはまり、経膣分娩が可能で
あってもカイザー（保険適用）を選べます
間違いなく、カイザー希望
前置きはこのくらいにして、
2月3日、朝6時30分に若干の破水をした後、
すぐに赤ちゃんのモニターをつけました
※破水かどうかは、試験紙みたいなもので検査
して、羊水であると確認したようです。
私の場合、吸水シートに破水したので、それで
検査ができたみたい。
モニターは赤ちゃんが元気かどうか、そして、
陣痛がきてるのか、どれくらいの間隔なのか
確認してました
幸い、陣痛という陣痛はきてなくて、20分に
1回くらい、生理痛のような鈍痛がグーンと
感じるだけ
ぜんっぜん我慢できます、陣痛ってこうやって
始まるんだなーって思ってました
そして、8時くらいにたぶん今日カイザーに
なると思うのでご家族呼んでくださいと言われ
夫へすぐ来て
と連絡
医者が来て、破水したらもう産んだ方がいい
ので、今日カイザーしましょうとお話し
助産師が子宮口をぐりぐりして、異常がないか
確認、バルン（尿道カテーテル）を挿入
（ちょっと下手な助産師でけっこう痛かった）
バルン入れた後はまったく違和感もないし、
痛くもないです
点滴のルートもとります、腕の少し太めの血管
でルートとります
（だからいつもの採血の血管ではないところ）
これでオペ前の準備は終わり
（あ、オペ着に着替えます、下着は何もなし）
病院に到着した夫と会い、車イスでオペ室へ
向かいます
オペ室に行くと、ドラマみたいなあんな感じで
真ん中にベッドがあって、そこに寝ころび、
まず、血圧計とかサーチ測るのとか、いろいろ
装着されて、優しい優しい麻酔科の先生から
麻酔は背骨の間から刺すから、できるだけ
まあるい姿勢になってね、エビみたいにと
説明を受ける（ちょっとここは怖い笑）
で、刺しますよーて言われて、麻酔の針を
刺されるけど、思ったより痛くない
痛いは痛いけど、全然我慢できる
むしろ、早く赤ちゃんに会いたい笑
で、脚からじんわりあたたかくなっていき、
だんだん脚の感覚がなくなっていきます、
自分で動かせていた足首とかも動かそうと
思っても動かない、って感覚になります
ただ怖いのが、触られてる感覚はあるんです。
これ、本当に麻酔きいてます？って質問をして
麻酔科の先生が、痛みの神経って麻酔が効きや
すくて、感覚の神経は麻酔が効きにくいんです
よ〜、つねってもらうね、ほらほら、痛くも
かゆくもないでしょ〜、みたいな会話を2回
くらい繰り返しました。笑
ほんとにこのままお腹切られて平気かなって
不安が強くて
しかもドラマみたいに、オペ始めます
みたいなセリフが言ったのか言ってないのか
わからないくらいの感じで始まってしまい、
じゃあ切りますよーとか言わないんです
え、もう切ってます
って聞いたら、
また麻酔科医が、もうね、麻酔してなかったら
泣き叫ぶよ、って謎の表現をしてて
もちろん痛みの感覚はないけど、なんかお腹を
ごそごそされてるなって感覚だけありました
ちょっと引っ張られる感覚になるかもーって
言われて、1分もしないうちに、
はい、1人目〜、、、おぎゃーーーーー
その1分後
はい、2人目〜、、、おぎゃーーーーと
産まれてくれました
横を見ると、赤ちゃんが2人おぎゃーと大合唱
しながら、助産師につれられて、わたしが
見える位置で処置されます
助産師さんたちも、めっちゃ元気〜と
笑いながらテキパキと処置してくれました
わ〜、産まれたんだ〜とわたしは眺める
その間もずっと私のお腹の処置（胎盤を出した
り、縫合したり）を続けているけど、わたしは
ずっと赤ちゃんを眺めているので、
何も気にならなかったです
赤ちゃんの処置が終わると、2人は連れていか
れて、夫のところへ
（この後の流れは病院ごとに違うかも）
先に赤ちゃんと夫が面会してました、
（いっぱい動画とか撮ってくれてた）
わたしの処置はその後も少し続き、合計1時間
くらいかな、それが終わると病棟から来た
お迎えのベッドによいしょと移されて、病棟に
帰る途中で、夫と赤ちゃんと面会します
（ベッドに寝たまま）
※たぶん赤ちゃんに呼吸器が必要な状態で
あれば、この面会はできなかったようです。
なぜなら赤ちゃんはそのままNICUに行くので。
うちの子たちは呼吸状態は問題なかったので、
面会したのちに、NICUに行きました
そして、わたしは病室に到着
はあ、、、産んだのかぁ〜、赤ちゃん、、、
かわいかったなぁ〜と余韻に浸りながら、
その日はひたすら眠い、、、
ウトウトしたり、ラインしたり、ウトウト、、
4〜5時間たつと、脚の感覚が戻ってきます
ただ、痛み止めの点滴（ほぼ麻酔）をしてる
ので、お腹の痛みはまったくありません
ちなみにオペ当日は絶食です、オペから6時間
たったら飲水のみOKだったかな
でも水分の点滴もしてるので、飲まなくても
脱水とかにはならないです。
はあ、お腹すいたな〜とか思いながらも
まだまだひたすら眠い
その日は数時間おきに看護師も来るし、
ウトウトしながら起きたり寝たりを繰り返して
次の日になりました
オペの翌日は、朝7時30分くらいに、
じゃあ歩いてみましょうと助産師が介助して
くれましたが、寝たきりだったのと、
お腹が急に軽すぎてバランスがとれず、
全然歩けない笑
ふらふらです、ほんと
でもなんとか、トイレまで歩けたので合格を
もらったところで、尿道カテーテルを抜去
これ、トイレまで歩けなかったら抜去は延期
その後はできるだけ歩くようにと言われて、
痛み止めの点滴をさげた点滴棒を支えに、
よろ、よろ、と頑張って歩きました
痛み止めはよく効きました
病院によってどこまでの痛み止めをしてくれる
かにもよりますが、
うちは、フェンタニル（麻酔）とアセリオ
（カロナールの点滴版）をダブルで入れて
くれたんで、めっちゃ良かったです
まあ、そんなこんなで今日点滴も終わり、
やっとシャワーに入れました〜
あ、傷もきれいにふさがり、テープもはがした
ので、シャワーできました〜
2日ぶりのシャワーは本当に気持ちよかった
以上、カイザーの記録でした