古民家シェアハウス「星空の家」が誕生して早いもので2年とちょっと。
最近、あたり前になりつつある日々の暮らしだけれど、
本当に、シェアハウスをはじめてよかったと思います。

ここで暮らす住人達は
仕事もバラバラで、
生活のリズムもばらばら。
同じ時間を過ごすことは本当に少ない。

それでも、時間が合えば自然と一緒にご飯を食べたり、
お互いに仕事の話をしたり、
新しくできたお店の話をしたり、
最近の興味関心ごとを話したりします。

ほんの少しの時間だけど、
そんなコミュニケーションが、
新しい刺激をくれたり、
落ち込んでいた気持ちを切り替えてくれたりすることもしばしば。

些細なことかもしれないけれど、
その瞬間がなんだかとてもうれしいのです。


私はシェアハウス暮らしをしたこともなかったし、
シェアハウスをやりたいという強い意志があった訳でもない。

ただ、誰もいない家に帰ってくるよりも、誰かがいてくれたらうれしいと思ったし、
一人でご飯を食べるよりも、誰かと一緒にごはんを食べる方が楽しいと思った。

シェアすることでハッピーになることが増えるのならば、
こんな暮らしもあってもいいのかなというのがことのはじまりだったのです。

自分の中で、明確な理想なんてずっとないままだけど、
一つ屋根の下で暮らすみんなが心地いいって思ってくれてるならば、
管理人としてこんなにもうれしいことはないよね。

にゃんこ達も、そんな暮らしを楽しんでくれていたらうれしいな。